2021年4月17日の日記 〜阿佐ヶ谷・高円寺の古着屋巡り〜

アルチザンブランド CASEY CASEYに興味を持つ

深夜1時。眠れないので本日のお買い物の記録を。

先日、ARCHさんにてCASEY CASEYのペーパーシャツをお勧めされた。破茶滅茶に雰囲気のいいシャツだったけど、自分にはまだ早いかなと感じて見送り。6万円って、自分には"アウターの価格"なんですよね。まだその段階では無いかな、という。sus-sousのリネンのコックジャケットも凄く良かったが、やはり価格で見送り‥‥‥これ悔しいな。

そんなことがあって、CASEY CASEYというブランドに興味を持って色々調べた。なんでも前身はcasey vendalecという名前で、ケイシーさんとヴェンダレクさんの二人で物作りをしており、そこから2013年頃にヴェンダレクさんが抜け、今のCASEY CASEYになったとか。

工程のほとんどをケイシーさんがハンドメイドで行う、所謂アルチザン系のブランドだ。それだけに、アイテム一点一点の作り込みはそれは凄い。

前述のペーパーシャツも、洗いがかかってシワだらけのシャツが抜群にいい雰囲気を醸せるのも、縫製の丁寧さだったりとか細かな部分の凄まじいこだわりがあってのものと思う。店員さんも、洗いざらしのシャツをあえて丸めて保管し、シワ感を存分につけて楽しんでいるそうだ。

昔たしかATTACHMENTがシワ加工のシャツやジャケットを展開していたけど、この辺りがルーツなんだろうな。

さて、そんなCASEY CASEYのアイテムを試してみたい。プロパーはちょっと手が出ないけど、ひとまず古着からでも‥‥‥ということでネットを物色。阿佐ヶ谷のKindalさんにcasey vendalecの良さげなマオカラーシャツを発見!

ネット注文しても良かったけど、このところ立て続けにオンラインショッピングで痛い目を見たので、お店で現物を見てから判断することに。

casey vendalcのマオカラーシャツを購入 at 阿佐ヶ谷

15時過ぎ、久々の阿佐ヶ谷に到着。院生時代に西荻窪に住んでいて、このあたりの街にはどこか懐かしさを覚える。しかし、こうして遊びで降りるのは初めての駅だなあ。人並みもほどほど、良さそうなお店もいっぱいで、住みやすそうなええ街や。

Kindalでcasey vendalecのマオカラーシャツを試着。Yシャツの上かも着られるサイズ感で、予想とは少し異なる印象。シャツなのかシャツジャケットなのか‥‥‥。

色味はネイビー。コットン100%だけど滑らかな質感で、裏地がしっかり貼ってある。この裏地がまたいい雰囲気のブルーで、袖を折り返した時に覗くのが素敵。そしていい具合のサイズ感。しっくりきた。これは買いだなと。今はリネンの白シャツを合わせたいかな。

そして購入後、店長さんが色々とお話ししてくれてとても楽しかった。ヴィンテージを独自に仕入れている(うろ覚えですが)そうで、現代のブランド古着とも合わせやすそうなヴィンテージが色々おいてあって、見るだけでも楽しかった。

60年代スウェーデン軍の、ポケットがいっぱい着いたカモフラ柄のジャケットがかなりクールだったなあ。30年代の軍モノは生地の雰囲気からしてやばい(語彙力)。

よく考えたら、作られてから100年近い時間を生きたモノって、身の回りにはほとんどないですよね。歴史的な建造物だって補修はされているし。そう思うと、ヴィンテージのロマンがまた一つ深まる気がする。

思いもよらぬ楽しい時間を過ごせた。またお邪魔したいな。

高円寺encoreさんでスカーフを購入

Kindalさんを後にして、雨降りのなか歩いて高円寺へと向かう。道中の住宅街にて、茶髪を少し伸ばした小学生と思われる少年が犬を連れたお婆さんに挨拶していて、なんだかもうめっちゃ微笑ましく感じてしまった。犬は警戒したのか吠えちゃってたけど、それも含めて絵になるなあと思った。

さて、目的は再びのencoreさん。またアイテムが色々変わっていて、改めて楽しめた。きうてぃさんは前回の来店を覚えてくださっていて、凄いなと感じる。

今回は軽めにスカーフを探した。悩んだ末、ビビッときたホワイトベージュ(?)にレンガのような模様が並んだものを購入。レンガの街育ちの血が反応したのかもしれない。ネイビーや黒系のシャツやジャケットに合わせるならこれかな〜。

以上、とても素敵な買い物ができた1日だった。

文化の面白さとは、結局はだなと思う。謎の言葉で締めよう。

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