2021年4月3日の日記 〜高円寺の古着屋、encoreさんでお買い物〜

・思い立って、高円寺に古着屋巡りに行ってきた。中でも最大の目的は、youtubeは「ゆーみん&きうてぃ」チャンネルのきうてぃさんがいらっしゃるお店“encore”と“miritalia”の二店。

先週あたりにこのチャンネルをどかっと一気見して、そのヴィンテージ への深い造詣に感嘆しながら楽しんだ。そして、機会があったらぜひともお話ししたいなあと感じたのだ。

「会いたい人にはすぐ会ってみよう」が最近の行動指針なので、相変わらずリアル店舗に緊張する体を引っぱたきつつ、高円寺へと向かった。

西荻窪に住んでいた頃は何度も通り過ぎていたけど、降りるのは初めてかもしれない高円寺。駅を出ての第一印象、やはりおしゃれ偏差値が高い街だ。

初めは感覚のみでencoreを探してみたが、見つかるはずもなく。少し気疲れしてお腹も空いたので、ステーキのお店“窯鉄”にてランチを。250gの牛ステーキにライスおかわり自由も付いて1000円は安い!美味しく頂いた。これ近所にあったら通っちゃうなあ。

窯鉄にて改めてencoreの場所を調べると、何と歩いて2分のところにあったようだ。店の前まで来ると本当に気が引けてしまい、一瞬行くのやめようという考えすら頭を過ぎったが、「妄想だ、不安の99%は起きやしない」と呪文を唱えて入店。あ、その前に持ってきていたキジマの帽子をかぶった。このアイテムを装備することで、状態異常"シャイ"の影響が50%低下する。

しかし入店してしまえば、ARCHさんの時と同じく楽しむことができた。考えすぎなんですよね。きうてぃさんが気さくに対応してくれて、古着の世界をまたひとつ好きになれたと思う。きうてぃさんは古着に特有のある種の歪さ、一点一点の作りのムラっ気が好きなんだとか。タグに萌える気持ち、何だかわかります。

何かひとつは絶対に買おうと決めていたが、良いものがたくさんあって楽しい迷い道に入ってしまった。

すぐ目に付いたブルーのフレンチワーク(ショップ?)コートもとても良かったし、ブラウンの発色が綺麗な、がっしりとしたダック生地のレイルロードジャケットも素敵だった。サイズがぴったり合えばこれにしてたかな?

お店のセンターには高騰中のモールスキンジャケット群がズラッと並んでいて、これもまたグッときた。

きうてぃさんが出してくれた、ヴィンテージデニムのようなブルーにフェードした30年代のモールスキンジャケットもひとつ違った魅力があって、めっちゃ素敵だった。当時の時代の空気を醸すようなリペア跡の浪漫。

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そして着てみるとこれがサイズもぴったりで、かなり心が動かされた。ただ‥‥‥お値段の点で今回は見送り!いい仕事ができたら買いたいな‥‥‥!

今回は、きうてぃさんが動画でもよく着ていたフレンチワークジャケットに決定。きうてぃさんが奥からサイズを出してくれたのだが、これが見事にジャストフィットしてしまい、もう運命かなと。

こういうワーク感がありつつ綺麗にも着られるジャケットを持っていなかったので。この春からガンガン着ていきたいと思う。

ARCH TOKYOさんの時も思ったけど、やはりこうして“人から服を買う”ことが楽しいと思う。買った服への愛着も一層湧く。

大学時代から服好きだったのに、この面白さを逃し続けていたとは‥‥‥。いや、今ようやくそれを楽しむ準備ができたという事かもしれないけども。

何だか改めて服を好きだと思えるこの頃。今年を自分の中での新たな“ファッション元年”として、こんな機会を増やしていきたい。仕事頑張らねばな!

ーー

帰宅し、改めて購入したワークジャケットをみてみる。

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お店ではネイビーと思って購入したけど、家で見るとどこか一癖あるネイビーであることに気づく。手持ちの他のネイビー系のアイテムと比べて、なんだか濃いのだ。紫っぽくもあり?ラベンダーで染めたような‥‥‥?そう考えるとより素敵だな。

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そして、偶然にもテガミバチの色合いに近しいことがわかって嬉しい。こんな風に美的感覚が形成されていくのだな。

少し褪せたコットンの風合いにクセのあるネイビーと、あまり着たことのない色合いのジャケットで、どう着るべきか少し悩む。しかしこういう時こそ頭をひねって、ファッションの新しい風景をみるチャンスだと思う。

どんな組み合わせならこの服が輝くか、試行錯誤してみたい。

とりあえず、ボタンを変えようと思う。古着好きには邪道かもしれないけれど、この色のジャケットにはぜひともブラウンのウッドボタンを合わせたい、直感的にそう思ってしまったのだから仕方ない。明日、どこかの手芸屋さんでも覗いてみようかな。

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