2021年7月15日の日記 〜書類選考、不規則な緊張感、桔梗と空のつけ麺〜

夜中までFF7に興じていたらしい兄に一式しかない布団を献上し、リビングの床に寝ていた日。左脛の表面を虫らしき何かが這うような感触で6時に目覚める。ひどい目覚ましだ。とっさに振り落としたが、行方不明になった其奴の正体も分からずじまいに。蜘蛛かな‥‥‥まさかGじゃ無いよね?

早起きしたので、朝ランニングに出かけた。5km弱を走る。この地に引っ越してから2年と少し、初めて訪れた平日朝の河川敷には思った以上に人がいた。

昼食には兄のたっての希望でラーメン屋"桔梗と空"さんへ。この地に引っ越してからずっと通っている。今年に入ってからはほぼ週1で通っている気がするなあ。

煮干し系ラーメンが絶品の"桔梗と空"さんが最近満を持して"魚介つけ麺"を始めたのだが、これがもうはちゃめちゃに美味いのである。自分も兄も筋金入りのつけ麺好きなのだが、"桔梗と空"さんのつけ麺は歴代でも間違いなく 最高峰、あるいはNo.1の美味さという見解で一致している。

銀座あたりに出店しても間違いなく流行る味だろう。銀座にもつけ麺の有名店があるが、正直、個人的には明らかに"桔梗と空"の方が美味い。こんな名店がご近所にある状況、実に僥倖なり。

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不安は行動のエネルギーでもある。身体に不安と緊張がなさすぎると人は動けず、安らかだけど成長できない(趣味と仕事のスキルが一致してるなどのレアケースは除く)。不安は程よくコントロールできれば理想。しかし、それができるならそもそも不安は起きないだろう。コントロールできないからこその不安なのだ。

思いのほか早く書類選考を通過してしまって、戸惑っている。急速に高まる動悸と不安。しかし、今日は兄(FF7を遊んでいる)がいたこともあって不安は和らいでしまった。そう、和らいでしまったのだ。そして、就活準備が進まなかった‥‥‥というより、今日くらい進まなくてもいいかなと安心してしまったのだ。ツケは明日以降に払うことになる。

人生は1日1日を積み上げていくしかない。本当に地道な作業だ。無為に過ごしてあとで振り返れば、「時間はいくらでもあったのに」と後悔する。リゼロ1期18話のスバルのように。

しかし過ぎ去れば一瞬でも、その1日の只中にいると、これが何とも難しいのだ。5時間睡眠の眠気や真夏の暑さと湿気への疲れ、収まらない動悸という身体の状態が、思考を短絡的にする。ついつい今日くらいは、と思ってしまう。そして、明日の自分に今日と同じ"今日"をプレゼントしてしまう。その繰り返しで、つい歳を重ねてしまう。

なんて書きながら、セブンのハイボールを飲んでいる自分‥‥‥。

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