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「文春野球フレッシュオールスター2022」に西尾克洋が選出された話

私は相撲ライターで、スポーツライターという立場ではあるが別のフィールドで闘ってみたいと常々思っていました。

ただ経験もない、実績もない、相撲について書けるかもしれないけどそんなことは知ったこっちゃないわけです。

別のスポーツってほぼ異業種みたいなもので、書くということには変わりないけど飲食と教育くらいの差があると感じていました。(そんなには無いんだけど)

noteを始めた理由もそこにあって、相撲ライターという立場ではなく単に書くことを楽しみながら別のフィールドの文章を書く訓練をしてみたいと感じていました。

そんな時にたまたまnoteで「文春野球フレッシュオールスター2022」の存在を知りました。

これは、面白い記事で目立てたら文春オンラインに掲載されるのだ。いきなり見つけたまたとないチャンス。

野球カテゴリは本当に読者が多い。
ブログをやってる時から本当にそうだった。
野球は相撲の5倍くらいPVがある。

だから相撲で全ブログの1位を取るのは本当にしんどかった。10回くらい1位になったけど稀勢の里がすげえ相撲取った時かとんでもない不祥事があった時のどちらかだった気がします。

ちょっといい記事書いて、世間の皆様に知っていただく機会に出来れば。そんな風に考えたが一つ問題がありました。

私、人に記事をお見せするほど野球詳しくないんです。
さぁどうする。

チャンスではあるけど、なんか書くことはあるのか?これはもう、ひねり出すしかない。

私にしか語れない野球とは何か。データの分析をしても、今の選手に思入れを込めて書いても、恐らく私は闘うことが出来ない。

そして私は気づきました。
これはプライベートな思い出に頼るより他ない。

そして思い出したのが、少年時代の野球教室の思い出でした。
元木大介さんが来て、色々グダグダだった話。

野球教室は数あれど、あれは歴史に残るズンドコぶりだったことは間違いない。ちょっと思い出して書いてみよう。

そしてnoteを始めて数日後に書いたのがこの記事。

フレッシュオールスターの日が迫る中、選ばれたら何かの形で連絡が来ることだろう。そう気構えていたところに選出を知らせるメールが来ました。

驚きはしたが、それほどでもありませんでした。
さすがにこの記事なら選ばれるだろう。
自信があったのです。

最終的にフレッシュオールスターに残ったのは6人。編集部の方の中では私は6番目かもしれないが、この記事にかなり満足しているので割とどうでもいいかなとも思う。

選出された方のお名前と記事のタイトルはこちら。
これらの記事は明日の11時に掲載されます。
私の記事はnoteの記事がほぼそのまま載りますが。

すこし調べてみたらnoteでこの企画に参加した方の中で唯一私だけが選ばれたようにも見受けられる。数が少なかったことも影響しているのかもしれないけど、だとすると皆さんかなり勿体ないことをしている。

文春オンラインに掲載されるチャンスなんてそうそうない。ただ、私は去年本を出版した時に2回記事になっているので実は3回目の登場だったりします。

ということで異業種チャレンジ、昔で言うところの「とらばーゆ」的な試みは成功した。

さぁあとはこの後で表彰もあるらしい。
何とかMVPが欲しい。

元木さん、こんな時にコロナ感染してるけど記事読んでくれないかなぁ。MVPと元木さんが読んでくれるという一挙両得を狙って、そわそわしながら今日は寝るとします。

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