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NFTよりSBTが先でもいい話。

NFTよりSBTが先でもいい話。

まだまだ参入障壁のあるNFT。あやしい、危険、誰もやっていない、ただの画像になんでお金を払うの?全然理解されないことありますよね。
暗号通貨もイーサリアムも仮想通貨口座開設もまだ早い気がする。それよりも目先の買い物、ブランドもの、洋服が先でしょ。そんな家族・友人・知人のための初心者向けnote。今回はSBTです。

SBTとは!?

Soul Bound Token(ソウル バウンド トークン)の略で、「魂に紐づいたトークン」と訳されている。な、なんじゃそりゃ〜NFTより意味不明となりそうですがwww
NFTとは異なる特徴があります。SBTは金銭的な価値がなく、ウオレット間の移動も売買もできません。
それでも注目されていてNFTよりいいんじゃないか?と思われる理由はウオレットの中で「SBTが個人のアイデンティティを表現する事ができるから」です。うーん、深いですね。

価値がないからこそ真の価値がある?!

売買も移動もできなければ、NFTのように利益を出す事もできない。安く買って高く売る投機性も一切ないのです。それのどこに価値があるのでしょうか?
簡単な例で例えると、「デジタル版の卒業証書のようなモノ」。
卒業証書であれば、誰かに売ったりあげたりしませんよね。でも〇〇大学を、▲▲高校を確かに卒業したという証拠にはなります。それが改竄できないブロックチェーン上に刻まれているデジタルデータだとしたら、孫の代までそれが残せるのです。昔の芸能人や政治家の様に学歴詐称もできません。
アイドルグループのライブチケットにも例えられます。初期の頃のAKB 48の秋葉原の地下ステージのチケットがSBTで残せたとしたら?今となってはそのチケットの半券だけでもプライスレスですよね?それが改竄できないデジタルデータで移転もできないとしたら?=自分のウオレットにずっと残る。
もっているだけで初期からの本物のファンの証明にもなります。にわかファンには所有できない本物のファンの証拠となるはずです。これを自慢するようにみせることで誇らしい気分になりますよね。
これってすごい「エモい」と思いませんか?
これが「価値がないからこそ真の価値がある」SBTなのです。

具体例①またたび屋のSBT

LLACのグッツ販売のまたたび屋購入記念SBT

LLACというNFTプロジェクトのグッツ販売のまたたび屋。実はNFTの販売前にグッツがバカ売れしているのです。
グッツの詳細については下の記事でも紹介しているのでこちらも参考に⏬

そんな人気のグッツを購入した人限定でSBTがミント(購入)できたのです。グッツを購入したという証拠のSBTです。これは何を意味するのか?
NFTは販売前からグッツを購入するほどのファンに記念として無料くばる事によって、運営側も真のファンだとわかる要素の1つになります。そしてこれは移転も売買もできないので、ずっと自分のウオレットに残る。イコールずっとあの時購入した人。購入してくれた人と誰から見てもわかるのです。
そして、マーケティングにも使用できます。動かすことのできない信頼。それが誰でも見ることのできるオープンなブロックチェーン上で記録されている状態である。これは大きな大きな意味があります。オープンな顧客データなのです。

具体例②ZOOMでのウェビナー

ウェビナー参加記念SBT

2022年12月28日に第1回目の発売をのLLAC。その6日前の12月22日のお昼の11時半から13時半までの約2時間、ZOOMでのウェビナーが開催されました。登壇者はファウンダーのしゅうへいさんとマーケターのイケハヤさん。1,000人限定の5,000円のこのウェビナー、1,000人の枠が即完したのもツイッターのトレンド入りしているほどの人気でした。
申込時にしゅうへいさん経由で1,500円オフの3,500円で申込できました。最近のNFT界隈ではpiatixでのチケット購入が主流のなっているので、アプリをDLしておくとスムーズに購入できます。
ウェビナーの内容は件名にある通り「LLACが生まれるまでの物語」しゅうへさんとうむ子さんの開発当初のやりとりなどを語っていただきました。LLACを最近知った方から、昔から知っている方でもあっという間の2時間。そんなウェビナーにもSBTの配布が後日ありました。12月24日のクリスマスイヴの21時ツイッタースペースで実況しながらのSBTミント祭り。早押しでもなく確定ミントなので安心して焦らず確実にミントできました。
この猫ちゃんが焚き火に集っているSBT、まさにLLACの創世記ジェネシスと言えるデータは涙ものですね。さすがうむ子さん、これを一瞬で作ったとのことですのですごいの一言につきます。

具体例③その他のSBT

第2回NMSの記念SBT
西野さんのCTDの絵本支援のSBTメダル
大きさや色は支援額によって異なる仕組みもエモい
CryptoAnimeLaboのアニメ化支援SBT
メンバーパスポート
支援する手裏剣の枚数で色が変化するエモさ満載
けいすけさんのZQNDAOの記念SBT
こちらもけいすけさんのZQNDAOの12月限定SBT
milkさんのCITYBOY &CITYGIRLの無料YouTubeセミナーの参加記念SBT
CNPR第1期性の記念SBT
初代ワッペン
ETHの仕組みが変わった瞬間のマージ記念SBT
こちらもマージ記念SBT

まとめ

金銭的価値がなくても、所有している事が誰からも見られるオープンなアイデンティティであるSBT。売買目的のいわゆるフリッパーの方には価値がゼロかもですが、自分の歩んだ道の証明であり、好みの証明であり、歴史の1ページだと思えば価値はプライスレスだと感じますね。
私にとっては価値あるモノ、それがSBTだと思います。2022年後半から徐々に普及し始めたSBT。
2023年はSBT収集合戦になりそうですが、あくまでアイデンティティなので自分の好きなPJやSBTを集めてみたらいかがでしょうか。
web3時代のコレクター欲をそそるSBT、NFTより先にGETしてみてもいいと思います。


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