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【FIFA22】プロクラブでのCB守備について(初心者テクニック編)

記事書くの面倒くさくなってたのですが、前記事が初イイね貰えて、読んでくれている人がいることが分かったので、頑張ってテクニック編も書こうと思います。


■FWが裏を取ろうとダッシュしたら、自分も後ろにダッシュする

1.かけっこでスタートの合図と同時に走り出したら、足が速い方が勝ちますよね。(背が小さいCBにでもしてない限り最高速はFWの方が速い)
2.スタートで後ろ向きと前向きの人が同じラインから同時に走り出したら、前向きの人が勝ちますよね。
3.スタートの瞬間、既に最高速まで加速している人と、これから加速し始める人と同時に走り出したら最高速まで加速している人が勝ちますよね。

何が言いたいのかというと、裏取りの対応でディフェンスがオフェンスに比べて有利な点はスタートラインがゴールに少しだけ近いという1点だけです。なので、並ばれた時点でまず負けます。初心者のうちはFWがダッシュを始めたら、条件反射で後ろに走りましょう。

真ん中のFWが既に裏を狙って走り出しています。このケースはまだ距離が離れているし、裏のスペースはそこまで大きくないので、もう少し遅いタイミングでも良いのですが、初心者のうちはダッシュが見えたら後ろに走り出すでいいと思います。
別のシーンですが、オフェンスのダッシュにラインに並ばれる前に走り出しています。
無事、先に追いついて、処理できそうです。パスが出るか出ないかは気にせず、パスが出なければ仕切り直し、出たらカットで十分です。

下がるとディフェンスラインが崩れたり、ディフェンスとボランチの間のスペースを使われたりとデメリットが無いわけでは無いのですが、最初のうちは失点の半分くらいは裏抜けからやられることが多く、付いていかないリスクのほうが遥かに高いので、とにかく走り出しましょう。中級になるともう少し状況による判断が入るのですが、それは別の機会に書こうと思います。


■サイドを抉れられたときはマイナス警戒


初期の頃、裏抜けの次に多い失点パターンが、サイドを破られ、抉られた後のマイナスクロスからのシュートです。このパターンはオフェンス側の選択肢が非常に多いので、「防げたらラッキー!」程度の認識でいた方が良いと思います。基本編で書いたとおり、最初は全てを一人で防ごうとせず、一番相手が得点しやすいパターンを潰しましょう。

完全にサイドをやぶられ、抉られています。つい、自分でカバーリングに行きたいところですが…
サイドバックがAIですが、一生懸命追いかけてくれているので、仲間を信じ、自分が行きたい気持ちを抑えて、マイナスの折返し警戒。
その代わり入ってきた敵は絶対通させない(本当はちょっと出遅れてて、もう少し前に出ないとスルーパスが危なかった)
読みどおりパスカット

今回はたまたま防げましたが、相手がある程度上手いと、2枚目と1枚目の間に「ファーへのコントロールシュート」、「スキルムームで1枚剥がされて内側に角度作られてシュート」、「2枚目のタイミングで逆サイドのフリーの選手にグラウンダースルー」、「中央の選手にロブクロス」など多彩な選択肢があります。
このようにマイナス警戒だけで完全に防げるわけではないので、中級になるとここでも読み合いが発生します。ただ、その場合もやはりマイナス警戒を中心に組み立てる事になりますので、早いうちから対応に慣れておいて損はしないと思います。


■CBはサイドに流れすぎない


上のサイドを抉られる前の段階の話です。サイドバックがAIの場合、結構裏を取られる事が多いと思いますが、裏を取られた時にCBがカバーに行くかは慎重に考えないといけません。リアルと違って、オフェンス側はスキルムーブを使えば、交わしてクロスを上げるのはそれほど難しくありません。その場合、ゴール前で、敵プレイヤーとAIの競り合いで神頼みになります。AI同士の競り合いだとしてもファーで味方サイドバックとの競り合いになった場合、サイドバックはスピード型で背が低いことが多いので、ミスマッチで競り負ける事が多いです。最悪、抉られる事も覚悟して、最初はセンターを固める方が失点は少なくなると思います。

あ~、サイドやられそう・・・
AI棒立ちで予想通りやられた…
仕方なくカバーに行くが
あっさり中にクロス。(この時はとある理由で、意図的にサイドを突破した選手へのプレシャーを弱くしていますが、結構厳しめに行っても、クロスは上げられてしまうことが多いです)

余談になりますが、これはボッチの時の動きの話なので、クラブに所属して、サイドバックもプレイヤーの時は、CBがカバーに行ってサイドバックが中に戻るという形でスイッチする選択肢もありだと思います。その際の判断は抉られる程、サイドバックがぶっちぎられていたら、中のミスマッチ覚悟でサイドバックとスイッチ。抉られる前に追いつけそうなら、サイドバックの戻りに任せて、CBは中で待っている方が良いと思います。意思疎通が重要です。


■裏を取られてしまった時にボールを追いかけない


裏取りを警戒していても、状況によっては、どうしても裏を取られてしまうことはあります。その時の対処方法ですが、言葉では難しいので画像で。

完全に裏を取られてしまった時、必死でボールを追いかけたくなりますが、ボールに向かって進んでしまうと、仮にドリブルしている相手より自分のほうが速くても身体を入れられて、絶対追いつけません(=右の選手状態)。
なので、ピンクのコースではなく、少し内側で並走する紫のコースを走ります。これにより、相手は今より内側に入りにくくなります。

この後はほとんどの相手は45度の角度の位置からシュートを打とうとするので、そこの付近まで並走できていたら、スピードを落として切り返しを警戒します(FIFA22は結構慣性の法則が強いので早めにR2を離す必要があります。オフェンスはスキルムーブ等で結構急減速できるのにずるい…)。そのまま真っすぐ行って振り切られる場合もありますが、その場合は結構な確率でキーパーが止めてくれるので、CBは45度の位置からフリーで打たれる事を防ぎましょう。仮にブロックできなくても、振り切られていなければシュート精度は落とせるので、確率は下げられます。CB一人では全部は防げないので、個人的には、印象に残るタックルとかよりも、そういった細かい積み重ねが最終的に失点を少なくするコツだと思います。


■スピードに乗った相手は下がりながらディフェンス

ボールホルダとの最適な距離感は相手のその時のスピードによってかなり変わります。スピードに乗った相手に対して慌てて詰めると、サクッとかわされて大ピンチになるので、スピードに乗った相手は下がりながら、まずスピードを落とさせる事を心がけます。

画像ではわかりにくいですが、相手は結構スピードに乗って突っ込んできています。左前に一歩踏み込んで、タックルしてボールを奪いたいところですが、相手も当然、かわして来ると思います。ここで足を出して取ろうとするなら、真っ直ぐ、右、左の3択の分の悪い賭けになります。しかも取れてもこちらは得点になるか分からないのに、抜かれたらほぼ確実に失点。
少しわかりにくいですが、前に進みボールに向かうのではなく、ジョッキーして一歩左下に下がっています。この動きをすることによって、相手が真っ直ぐダッシュしてきたらそのまま取れます。スピードに乗った相手は足からボール離れているので、こちらはタックルして足を出す必要はなく、ただコースに立っていれば取れます。真っ直ぐダッシュしてこなければ、適度にジョッキーダッシュで距離を調整しながら下がって、また前を防ぐだけです。押しっぱなしはダメですが、たまに囲い込みボタンを押すのも効果的です。

これを繰り返すとこちらはリスクが少なく、相手がミスればボールを奪取できます。相手はこの状態を続けると、スピードを落さざるを得ません。ここでかわされると一気にやられるので、CBとしては、まずスピードを落させられれば、とりあえずはOKです。仲間の戻りを待ちましょう。

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