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【FIFA22】プロクラブでのCB守備について(初心者基本編)

FIFA22をプロクラブ専門でやってきましたが、ボッチ(ゲーム内の言葉で格好良く言うならフリーエージェント)のままLV20まで来てしまいました。どれだけの尺度になるかは別として、ゲーム内のプロランキングで見ると、フリーエージェントのディフェンス部門26位(クラブ所属も含めると73位)。そろそろ初心者は脱したかなと思い、メモ代わりに初心者の時に学んだ点を纏めておこうと思います。中級になると真逆の事をしている項目もあるので、あくまで初心者用です。
余談ですが、途中どっかのクラブに入れて貰おうと、何度かゲーム内で検索かけたのですが、PC版は人口少なく、オープンで活動が続いているクラブが見つからず断念。PS5あたりとは性能も変わらないと思うので、次作はクロスプラットフォームを是非実装して欲しいものです。IDはMAKUMAKU23なので、入れてくれるクラブあればゲーム内で声かけて貰えると嬉しいです。

■CBはタックルしない


いきなり賛否両論ある意見ですが、まず、前提としてCBはボールを取る役割じゃないと思います。サッカーゲームは点が入らないと面白くないので、FIFA22もオフェンス有利だと思いますが、その状況でディフェンスが無理してボールを取りに行くと、あっさりかわされて失点なんて状況がよく起こります。「タックルを仕掛ければ50%ボールを取れるけど、50%で抜かれる」、でも「ジョッキーで待てば5%しかボール取れないけど、95%は膠着」といった状況であれば、初心者の頃は最終ラインのディフェンスは後者を選ぶべきだと思います。ボールを取るのはパスカットか、タックル失敗してもリスクが相対的に少ないボランチに任せる等、自分がボールを取らなくてもチームとしてリスクが少ない所で、誰かがボールを取ってくれれば良いのです。
ディフェンスのランキングのデータ見てもらえば分かるように、プロクラブでは上位のプレイヤーでも1試合の平均タックル数は2回以下の人も多いです。そして確率は高い人でも50%程度。つまり、タックルが上手い人ですら、1試合でタックルでボールを奪う回数は1回程度ということからも、ディフェンスはセーフティファーストだということを証明していると思います。

■CBの仕事は相手が使いたいスペースを潰すこと


上でCBはボールを奪う役割じゃないという話をしましたが、じゃあ何をする役割かというと、CBの主な役割は「相手が使いたいスペースを潰す」ことだと思ってます。状況により多少異なるのですが、具体的には
①DFラインの裏へのフライスルー
②ペナルティ付近でのシュートブロック
の2つはCBが確実にこなせなくてはいけない仕事です。特にAIがフライスルーに非常に弱いので、フライスルー対応はプレイヤーがやるべき一番の仕事だと思います。基本的に後ろに下がるという動きはリスクが少なめなので、最初はFWの縦か斜めのダッシュを見たら、何も考えずにこっちもダッシュで下がるで良いと思います。出たらボールを取れてラッキーですし、出なければラインに戻ればいいだけで、戻ったのに相手が付いてこなければオフサイドになります。もしラッキーにも裏に出されて先に追いついた場合でも、慌てて斜めにクリアしようとすると、相手に当たったり、セカンドボールを拾われてピンチになってしまうので、基本はそのまま後ろに走り抜けて、キーパーへのバックパスがオススメです。

こういうボールに
右の味方にパスを出したいが、ボタン入力からパスまでの間に足を出されたり、パスを読まれてカットされることが結構あるので(たぶん、画像のケースでは大丈夫だったと思うが)
そのまま真っすぐ走り抜けてキーパーにバックパスして、組み立て直す

■AI(Lスティックニュートラル+L1)を活用する


FIFA22のAIは、裏への飛び出しに非常に弱いという点を除けば、かなり優秀で、プレイヤーが操作するよりも効果的にディフェンスしてくれる時も多いです。その一つとして挙げられるのがポジショニングです。操作は簡単で、ディフェンス時にLスティックをニュートラルにした状態でL1を押し続けると、AIが自動的に最適なポジショニングを取ってくれます。
全部を自分で操作しようとすると、CBが見なければいけないものは非常
に多くあります。
・ボールホルダの位置(と身体の向きや体制)
・自分がマークすべき相手
・横のディフェンダーとの距離(これが空き過ぎていると間の裏を狙われる)
・前のMFとの距離(これが空いているとCAMに前を向いて好きにやられるス
ペースを与えてしまう)
・ディフェンスラインの位置
しかし、AIにポジショニングを任せる事で、ボールホルダの位置以外の項目を考慮した上で自動的にいいポジションを取ってくれるので、ボールホルダに気を配りやすくなります。ただし、自動ポジショニングもAIと同じアルゴリズムなので、再三述べているように、裏へのフライスルーは非常に弱いので、自分がマークスべき相手が縦か斜めにダッシュしたら、R2+Lスティックでダッシュしましょう(L1は押し続けていてもLスティックの入力が優先されます)。

自分で操作している時の悪い例1
今回は悪い例を撮るために、わざとこうしていますが、もう一人のCBとの距離感が近く、右SBとのスペースをオフサイド位置にいるFWに戻って使われてしまいます。基本、FIFAはディフェンスよりもオフェンスの方が足が速い事が多いので、赤の位置に戻られたら、グラウンダーでもフライスルーでも裏への縦パス1本で追いつけないですね。
自分で操作している時の悪い例2
FWのマークに出てしまっていて、ディフェンスブロックを壊しています。②の選手が少し左に動かれ、③の選手に赤いスペースを使われると一気にピンチになります。このように自分で位置取りを操作しながら、①と②と③を全部見るのは結構、慣れがいると思います。ちなみにこの後、Lスティックを離して、L2を押したら赤い位置まで戻らされます。このケースは自分で動かしていると迷うところですが、②の選手は本来ボランチが見るのがベターかなと思います。AIなのでしょうがないですが、ボランチがもう2歩くらい左下に位置取ってくれると、パスカットを狙えるので、迷わずAIに任せられるんですけどね。③の対応は迷うところですが、敵陣のこの位置なら出たのを見てからFWが対応でいいかなと思います。
デフェンスブロックが形成できている例です。
サイド突破されているのですが、ディフェンスブロックが形成できているので、中央の裏抜けはオフサイドになる可能性が高く、残る相手の選択肢は縦に抉ってクロスくらいか無くせています(AIのハーフの戻りが遅くて縦の距離感は最悪ですが…)。ボールが取れなくても、相手がやることが分かっていれば、意外となんとかなることが多いです。最悪のケースは左SBが下手にサイドに流れてかわされて、①にペナルティ奥深くまで侵入された時だけちょっとやばかな・・・。ちなみにこの結果は左SBが間に合いそうとみた①が切り替えして中の②にパスで、後は普通に防げました。

■一人で全ての選択肢を潰そうとしない


最終デイフェンスラインにいるといくつものリスクが見えてくるので、一人で複数の選択肢を潰したくなります。
・AIが1対1で抜かれた時のカバーをしつつ、自分のマーカーに出たらそっちの対応をする。→無理です。パススピードもトラップの正確性もリアルとは比較にならないので、絶対間に合いません。AIを信じて、抜かれたら諦めてキーパーのファインセーブに期待しましょう。
・ミドルを打たれそうだから、後ろのペナルティ内のスペースをカバーしつつ、ブロックに行く→無理です。グラウンダーだけならなんとかなりますが、フライスルーの精度が良すぎて、ミドルをブロックに行くと必ず背後にスペースが空きます。
・サイドに釣り出された時、カットインもクロスも防ぐ。→無理です。オフェンスの方がスキルムーブを使える分、一瞬の加速が速く、両方を防ごうとするとどうしても読み合いが発生します。
が、一人で複数の選択肢を潰そうとするのは何も防いでいないのと同じです。両方中途半端になり、所謂ザルディフェンスになります。最終ラインのディフェンスはまず、相手が一番点に繋げられる確率が高い選択肢を潰す事に専念しましょう。そうすることにより、相手が確率が下がった選択肢を繋いで、途中でミスればボールが取れますし、確率が下がった選択肢を繋いで最後までミスらなければ後は運次第というのが、最終ラインのディフェンスの基本だと思います。同格の相手であれば、ディフェンスが最善の動きをしていても決められる時は決められるのがFIFAのディフェンスだと思うので、そこで迷ってあれもこれもというよりは、仕方ないと割り切る方が結果的には失点が減らせると思います。

■まとめ


・CBのメインの仕事は「裏取り防止」と「シュートブロック」。タックルは基本しない。ボール奪取は流れの中でたまたま取れたときや、タックルのリスクが少ないボランチなどに任せる。
・ポジショニングに迷ったら、Lスティックニュートラル+L1でAIに頼る。ただし、裏取りだけは気をつけて自分で対応する。
・一人で複数の選択肢を潰そうとせず、一番相手が点に繋げられる選択肢を消す。それでも決められたら諦める。
これを意識しておくだけでも、ある程度慣れてくると、こっち1人VS相手3~4人の戦いでも平均1点台後半に抑えられると思います。基本的な考え方だけで思ったより長くなってしまったので、細かいテクニックなどは次回に回したいと思います。

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