見出し画像

ニセコクラシック2024 150km

1.レースの位置付けと目標

重要度S
いつもなら上半期の総決算だが今年は翌週の全日本選手権にも繋げられるレース運びを組み込みたい。

目標:年代別優勝

2.前日まで

予約していた早朝6時台の羽田ー千歳便が金曜日の21時になってから機材繰りの都合で欠航との連絡がアプリから入ってくる。
ちょうど寝ようとしていたタイミングだったのでプチパニックになりながらJALの昼前便を抑える。
結局、22時半まで寝れず。その後も2度ほど起きてしまい睡眠不足気味。
とりあえず土曜朝5時前に羽田入りしANAの大型荷物列はホールショット。
荷物受付していたら同時刻の臨時便が出るとのことだったので急遽振り替えてもらい事なきを得た。
(噂によると臨時便の連絡を該当者に送るはずがメールが飛ばせていなかったらしい。そのせいか不明だが振替便には空席もチラホラと…仮にそうじゃなくても共同運行とはいえ前日21時になって欠航連絡はやめてほしい。もっと早く決断できたのではないか。今後の改善を期待したい)

新千歳空港に降りレンタカーを借りてニセコに到着したのが12時前。
受付を済ませた後に蘭越へ移動してそこから逆回りになった登りを緩く一本。
ここで補給戦略も固まる。
その後はニセコ駅前の町営銭湯で汗を流して昨年もお世話になった宿へ。
食事と準備を終えて21時に就寝。

3.機材•補給など

フレーム:BRIDGESTONE RP9
ハンドル&ステム:DARIMO NEXUS一体型
サドル:S-WORKS Romin evo
コンポーネント:SHIMANO DuraAce R9250
(52-36,30-11)
ホイール:DT SWISS ARC DICUT1100
タイヤ:コンチネンタルGP5000
チューブ:SOYOラテックス( F5.0,R5.2)

重量6.8kgジャスト


補給
ボトル2本(パラチノース、グランフォンドウォーター)
ロールパン+こしあん×3
べこもち×1
ブーストショット×1
WINZONEパイナップル×1
activikeスピードウォーター×1
アミノバイタル青×1

4.レースレポート

朝3時に起きてフルーツヨーグルト300gとフルグラを食べた後に風呂に入って支度。
極上ミトロングも4粒飲む。
4時前にはホテルを出て4時15分頃に会場入りし少し仮眠。
5時に自転車を並べに行き、その後はスニーカーで散歩しながら知り合いの選手に挨拶。

恐山ミートアップ

スタート位置は前から2列目。
パレードランはなるべく前目に行くイメージで少しずつ上がって行ったら最初にスタートしたカテゴリーのすぐ後ろにポジションを取れた。
今年は過去2年よりも開始が早くホワイトロックの左折よりだいぶ手前でリアルスタート。
去年は花園への登りで窮屈な思いをしたので今年は積極的に前へ。

こっち見んなし

90km/h出る爆速ダウンヒルも前目で入って集団で3回目になると恐怖も薄れてくるから慣れって怖い。来年あたりは試走でももう一回走って気持ちを締めといた方がいいかも。

パノラマライン登り口までのアップダウンは例年通り緩め。
登り口前の勾配でなぜか同カテゴリーが数人前に上がって行ったのでこちらもするするーっと踏んだら差が開く。
岩内のホットスポットまであと1kmだったのでそのまま勢いでゲートを通過してスプリント賞を獲っておいた。

ゲート通過後は集団に戻る。
今年はゆっくり登ろうとぬくぬくしてたら長澤さんに「今年は山岳賞獲らないんですか?」と発破をかけられる笑
去年は5倍で頑張って登ってたけど今年は4倍強程度。逆になんかしんどく感じた。
登り終えて補給地点でボトルを取ろうとしたが失敗。
次の補給地点までボトル1本で行くことになってしまった…

新見のダウンヒルは前日に試走したこともあり余裕を持ってくだる。
降り切って尻別川を渡ったあたりからレースが動き出す。
最初に坊選手ら2人ほどが逃げを打ち始め、それを追随してGOCHI佐々木選手やイナーメ小出選手など5人ほどの追走ができる。
ここまで逃げ容認という感じだったがそこに数人がブリッジをかけようとして集団が活性化、10人ほどのローテでペースを上げ前を追う。
名駒の登りを越えたところで前を吸収と思った矢先にRX高岡選手がアタック!皆が消耗しているところでの一撃が流石すぎる。
そのまま小出選手、まさとぅー選手の3人で逃げを形成。
海岸を折り返し向かい風になったら落ちてくるかなと期待したけど差が50秒まで広がった。
年代別では気にしなくてもよかったのだけど、チームメイトのDK選手と長澤選手がローテに加わり前を追っていたので、ここは漢を見せなきゃと積極的にローテ参加。
徐々にタイム差は縮まって来たもののなかなか捉えるまでは行かない。
緩やかな勾配を左折し二つ目の補給ポイントに差しかかる。
ここでボトルを取ったがだいぶ減速してしまい集団に復帰するのに10倍近くで踏み続ける必要があった。
勾配が急になりさらに強度が上がったところで千切れてしまい、ここからはペース走。


朝練でも一緒に走るCycleFreedom高山選手が溢れてきたので声をかけてパックに。
さらに後ろからEMU TYさん、まこりんさんこと小林選手らの集団が追いつく。
登りを4.5倍程度、その分くだりと平坦をしっかり踏みましょうと声掛けし1人でも前に追いつければという感じだったが後ろからさらに10人以上の集団が合流し20人近い集団となった。

異変を感じ始めたのはクラシックキラーを過ぎてから。
なんか目の前がチカチカする感覚を覚えて、ここから少しずつ力が入らなくなってしまった。
なんとか集団にくらいつきセイコーマートを過ぎ左折したが踏み込む力はなし。
最後尾でゴール。

5.リザルト

3時間53分04秒(トップ-6分51秒)
総合63位
年代別40-44 6位
スプリント賞獲得

前回よりリザルトは悪化。
名駒から2回目補給の前までだいぶ力を使っていた分の消耗が激しかったのが要因だが、後ろでぬくぬくしている選択肢はなく後悔もなし。
前を牽いていても残れる実力が足りなかっただけ。
反省点として補給の失敗を挙げたい。
1回目の補給に失敗した影響で新見の登りの勝負所前に不必要な脚を費ってしまった。
また、後から調べてみたところ最終局面の頭痛およびチカチカは脱水症状の前兆だった模様。
パノラマラインで逃げるわけでなければボトルを背中に挿していくくらいの準備でもよかった。
そのため、去年であれば残れた集団から落ち最後は脱水症状寸前に陥ったのは補給戦略の失敗に因るところが大きい。
来年も同じコースレイアウトであれば今回の反省点を強く活かしたい。



6.今後の展望

休む間もなく今週末には全日本選手権ロードレースが待っている。
正直、どこまでついていけるかというレベルだけどエントリーできることに誇りを持ちたい。

その後はすぐ休もうかと思ったけど、ながわタイムトライアルに挑戦し、7月末には東京ヒルクライム奥多摩も予定。
後半戦はおそらく秩父宮杯→(福島211km)→南魚沼→赤城山ヒルクライム→(石川ロード)→ツールドおきなわ200kmとなりそう。
しっかり休むところは休んでメリハリのあるトレーニングをこなしていきたい。

以上
長文乱文、ご一読ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?