エルデンリングDLCの感想(ネタバレだらけです)

ここ1週間ずーっとエルデンリングDLCをやっておりました。
一通りのストーリーと大まかな隠し?要素はクリアしたので(まだラスボスは倒してないですが)
感想などを。

総括的な感想としては2年楽しみにしていたに足る内容であったと思います。
とても楽しませていただきました。
ゲーム性的な部分はまた別の機会に書くとして、個人的に興味があったストーリー面の感想を書いていこうと思います。

(ネタバレまみれになるので改行)


















総括としては
完全完璧ってわけではないんですが、本編でよくわからなかった部分の補完含め実によいストーリーでした。あとNPCイベントが本編よりもいい…!
それぞれキャラが立ってて個人的に好みなNPCばかりでした。(フラグ管理は相変わらず難しいですけど)
序盤の展開の折は影の地という名称も含めて、狭間の地の合わせ鏡的なパラレルワールドの奴なのかな?とも思いましたが、どうも封印されていて通常の手段では行きつけないだけで、あの世界の一部の模様…黄金樹派的には禁足地なのかな(明らかになったマリカ過去的に彼女の意思かな)

さて、DLCのメインストーリーであるミケラのその野望と顛末に関しては、
ミケラおまえなにしてくれてんのって感想なのですが、おかげで何の躊躇もなく挑めました

蹂躙されましたが。

この手段をミケラが実行するに至った心情はわかるようなわからないような話で、
ミケラ的には初志貫徹な様な、しかし道中にあるミケラの十字の文言を考えると段々とミケラもおかしくなっていたのかもしれないというちょっとややこしい?話でした
(恐らく野望の障害になる自分の神聖や人間性を切り捨てていったのだとは思うのですが)

とまあ、本編自体はまあ普通という感想なのですが
個人的にはサブ要素?が堪らなく良かったです(確定情報は少ないので、憶測がかなり混ざっていますのでご容赦を)

・メリナについて

パッケージボスである串刺し公メスメルはレガシーダンジョン「影の城」の作りが非常にややこしく(というか別のフィールドにつながり過ぎ)、会うまでに非常に苦労し(後で攻略するであろう別のボス2体くらい倒しちゃった)、そのうえ攻撃の多彩さから、倒すまでに50回以上挑戦し封印していた指紋盾を使うハメにまでなった、とても強かったと感じたボスでしたが、第二形態移行時のムービーと、倒したあとの追憶に書かれていた内容で「あっ!」となり、辛かった時間はすべて忘れてしまうくらいには感動しました

以下メスメル討伐でドロップするキーアイテム「メスメルの種火」のフレーバーテキスト

串刺し公、メスメルの内に燃えていた種火

それは暗く、邪な蛇に蝕まれている
ラウフの古遺跡にあるという
封印の木を焼くことができる

メスメルもまた、その妹と同じように
火の幻視を宿していた

妹と同じように火の幻視?妹…!!?火の幻視?!
これ黄金樹を焼くことができる特性を持ったメリナのことですよね
どちらもMが頭文字の名前だし

と、本編ではミスリード?的な要素が多く個人的にはマリカの分身かなー?派だった自分がようやく、ああ、ほんとにマリカの娘だったのかと納得した瞬間でした
つまりデミゴッドなわけで(今は霊体なので立ち位置が微妙ですが)

今回メスメルの第二形態移行ムービーでメスメルは右目を抉り取るのですが、
これは実はマリカから後付けで与えられた黄金の目であり、左目は別の色です

串刺し公メスメルの追憶のフレーバーテキスト(抜粋)

「メスメルの中には、邪な蛇が蠢いていた
母は、その瞳を封印の祝福に入れ替え
それでもなお、彼を影に隠した」

メリナはメリナで、本編の彼女が生存する唯一のルートにて、
褪せ人が狂い火の王EDになったときに出てくるムービーでは
メリナがずーっと閉じていた左目を開くのですが、左目は青い目であったことが明らかになります(右も普段の茶色が変わっている?)
これメリナも右目母親から移植されてたりするのかな…とかも想像してしまいます
青い目は宵闇の女王の系譜かな…

かつて本編にて、その背景も正体もわからず(少しだけ装備とかNPCとして召喚した際などに片鱗はあるのですけど)、いきなり巨人の窯で種火になってしまう(しかも主人公は唐突にファルム=アズラに飛ばされる)メリナはエルデンリングリリース直後から色々と言われていた存在なのですが(ホントにヒロイン?とかね)ここに来てようやく少しだけ彼女の来歴を知ることができたのはDLCやっててホントうれしかったのです
できれば少しでもDLCに出てきてほしかったなあ(設定的に常に一緒にいるはずなのでは)
メリナがなぜデミゴッドではなく霊体なのかとか

つまり、メリナは巫女じゃないけど(確かそう言ってた)種火の属性持ちのデミゴッドだから(メスメルの妹ならそのはず)、特殊な儀式無しで英雄と巫女みたく黄金樹を焼くことができるってことなのかな…(メスメルの種火もそうだったし)

もしかすると英雄と巫女の組み合わせで巨人の窯に身を投げて焼くことができるのは「拒絶の棘」だけで、メリナだからその種火を完全に御して黄金樹そのものを焼けてしまったとかもあるのかもですね…確か火山館のベルナールが過去に巫女を焼いていたはずなのにゲーム開始時点では黄金樹は焼けてないので(これ、ベルナールの巫女は巨人の窯には身を投げてない説もありましたので焼かれたことは一度もないのかもしれないです) 

ベルナールの鎧のフレーバーテキスト(抜粋)

「獣は英雄に惹かれ、王に惹かれる
故にこれは、王たる英雄の鎧であり
ベルナールはそれに相応しかった
彼の巫女が、火に身を投げるまでは」

この辺、過去の英雄であるヴァイクも含めて、誰の大ルーンと取ってきてローデイルの封印解いたの?とか、エルデンリング砕かれた破砕戦争ってそもそも何年前?とか謎はあるのですが

今回のDLCの事件も含めて時系列がすごいわかりづらいんですよね…

あ、エルデンリングの謎の一つである、メリナが黄金樹を焼くと「ファルム=アズラ」に飛ばされる謎については、昨日たまたまムービー見直す機会があって、もしかしたらパートナーだった褪せ人が炎に飲まれないようにメリナが飛ばしたのかな?と一瞬思ったのですが

狂い火になって自力で焼いても飛ばされるので関係ないですねw
わからん…

・狂い火の王ミドラー

狂い火といえば、今DLC最大のホラーポイント「奈落の森」と狂い火の王ミドラーさんのミドラーの館。
まあフィールドちょっと広すぎじゃないとは思いましたが、トレントが呼べない理由が明らかになったり、迷わせることが目的と考えればまあ良いフィールドかと。
ブラッドボーン好きにはたまらない演出?もありましたね。

ミドラーに関しては褪せ人と対峙した際に初めて狂い火の王形態になったのかな?
あの本編の狂い火の王EDに出てきたちょっと雑wな形態はゲーム画面でも見たかったので、普通にうれしかったです。ボスとしても初見でも戦ってて比較的楽しいタイプでしたしね。

しかしよくわからないのですが、3本指も2本指みたく結構各所にいたりするんですかね?
ミドラー第一形態早く倒さないと余計なことしてきて面倒に感じて反撃もさせずにボコボコにしてたので、どんな人物なのかよくわからないのですが、例の地下に封じ込まれ商人の一族とは違うように見えましたが…さて…

・指遺跡と指の母メーテール

今作で最初に感動した要素です
フィールドに関してはまあ…少し思うとこが無くもないのですが、
前作から謎の存在だった「二本指」とユビムシに関しての一つの回答がされたのはとてもうれしかった。
しかしまあ、内容は結構ひどいお話で、そもそもすべての二本指の母であるメーテールが狂っていて、今作の発端であると思われていた「大いなる意思」の受信ができておらず、適当に二本指に指示を出していた…となんともはや絶望的な内容が開示されてしまいました。
三本指」はまあ…突然変異なのか別の由来なのか…

なお指の母メーテール関連のイベントはユミルさんの言ってることがよくわからなかったうえに
どうも第二形態?を強引に吹っ飛ばしてしまったようなので今度別のキャラでやり直すときじっくり見ます…あと地図…わかりづらいです…

あとメーテール最後死んでなくないですか?

以上、自分としては指関連に喜んで、メリナ関連に感動して、狂い火の王が見れたことが一番楽しかったDLCでした
これで最後といわず別のDLCとか続編も出てくれたらうれしいですね






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