文明の利器を使っていくこともケアマネジメントだと思うの📲

ケアマネジャーのお仕事をしていると、電話というアイテムが必要になります。ケアマネジャーは利用者と何かを繋がる役割、橋渡しをする役割でして、連絡や調整のために電話を使います。介護サービス等のフィードバックのためにも電話を使います。

使いますというか、電話とFAXしか無かった時代が介護保険が始まった時期でした。あれから20年以上が経つと、文明の利器が追加されます。PHSがスマホになり、EメールやLINE、Messenger等のチャットが使えるようになりました。便利な道具をうまく使うことで、忙しいケアマネジメントの負担が減ります。業務効率化です。

ですが、何てことなく連絡も電話をしてくる方もいます。利用者やその家族が電話をしてくる分には問題ない場合があります。言語として口から思いを吐き出すことで、介護の問題に対する気持ちが整理されることもあるからです。ケアマネジャーの声を聞くことで、信頼関係構築にも繋がるでしょう。

問題は事業所同士のやり取りです。その際で何てことない報告を電話で行うとなると、お互いの時間が奪われてしまうことになります。いや、かけてきた人は奪っている感覚は無いと思いますが、受け手側は忙しい時間の中の作業をストップさせて新しい報告を受けます。時間が奪われます。

電話でのやり取りなので、録音でもしていない限り、言った言わないになり、例えばショートステイの日程がズレていたりします。確実な情報を双方の時間を奪わないようにするためには、今現在の文明の利器としては、LINE、Messenger等のチャットが1番良いのです。最低でもEメールかな。

ただ、Eメールは見出しや冒頭の挨拶文、最後にお願いの挨拶文、事業所名等が毎回入ることがビジネスマナーであるが故に煩わしく感じます。それでも電話よりは良し。心理的にビジネスでLINEはダメでEメールはOKと思ってしまっている人もいたりするのですが、私は違いがわかりません。
チャットだとグループLINEのように煩わしくなくまとめてやり取りができるので、便利です。Eメールでもできなくないですが、返信にまた1人ずつから受信。LINE、Messengerならスタンプ1つでOKです。スタンプがビジネス的にマナー違反だとしても、そこのグループ内ではOKという取り決めをしておけば良いのです。

電話派の人は「血の通ったやり取りをしたい」等の意見もありますが、そのグループに1人1人電話に時間を取られます。チャットにすることで、時間にゆとりができたら、その時間を利用者に耳を傾けることに当てられて質の高いケアマネジメントを提供できることだってできるし、何よりバーンアウト予防になります。

今の文明の利器を活用し、効率的にコミュニケーションを行うことで、ケアマネジャーはより良いサービスを提供できる可能性が広がります。時代の流れに合わせて、柔軟に対応し、最適な方法を見つけていくことが大切です☺️

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