何に依存するかで人生は好転する


人間は何かしら依存する物や対象、行為が必ずある。


多くの人はファストフード等ジューシーで美味しい食べ物や
砂糖をふんだんに使った甘いお菓子など好むだろう。
あるいはお酒やタバコなど、依存性の高い薬物にハマる人もいる。
ネットゲームや、オンラインポルノなど行為に依存する人もたくさんだ。

これら全てに共通して当てはまるのは、
簡単に摂取できて楽に快楽(ドーパミン)を得られる物だということだ。


現代社会は技術の発展が進み、お金儲けを企む頭のいい人達はいかにして楽に快楽を得られるかを研究し、それを消費者に安く手軽に提供することによってどんどん快楽の罠にハマっていくような世界を創り上げている。
日本人のほとんどが持っているスマートフォンも毎年、あらゆる性能を向上させ、消費者がどんどん楽に快楽を得られるような製品づくりへ躍起になっている。
15年前には、そんな物存在しなくても我々は生きていけたのに。
今では、それがないと生きられないと思えるようになってしまった。
これこそ脳の錯覚であり、考えを改めないといけないことだ。

ファストフードやお菓子だって食べないで生きていける。それをさせてくれないのは、脳の一つの機能であり、脳が正常に働いている証拠だ。
脳はいかに楽して自分に快楽を与えてくれるか考えた上で、ファストフードを食べるよう指令を出してくれている。
あとは、その脳の言うことを聞くかどうかは自分の心次第だということだ。


脳は自分にとっての親や教師や上司だと思えばよい。

脳は自分のために「こうすれば楽できる、快楽を与えてくれる」と
具体的なアドバイスをしてくれているので感謝しなくてはならない
でも、自分が目指す目標は自分の心の中にあるのだから、
それに従うのかどうかは自分で決めればよい。
楽な道を選ぶのも自分だし、心に従い厳しい道を進むのも自分。
どっちでもいいんだ。自分なんだから好きにしたらいいじゃないか。

依存の話に戻るが、私は何かに依存するならば、
簡単に快楽を得られないものに依存すべきだと考えている。
私にとってそれは日々継続が必要な筋トレや勉強、読書など
コツコツ積み重ねる中で達成感として快楽(ドーパミン)を得られる物だ。
これは人によって違うので、自分なりの物を探してみて欲しい。
こういった日々積み重ねが必要なものに依存するようになれば、
それが自分の知となり筋肉となる。
自分の芽を生み出すために、コツコツ続けることに依存していけるようになれば人生好転の輪が生まれると私は考える。


人は誰だって依存対象を持っている、
あとは何に依存するかが人生を好転させるのだ。

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