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小さな「うぉー!」

小さな「うぉー!」を見逃さないこと。

それは写真の上達の秘訣でもある。大抵の人は大きなうぉーを撮るだけに終わっている。例えば世界遺産とか、絶景とか、夕焼けとか…。

もっと小さな「うぉー!」が感じられて見えてくると写真が一段と面白くなってくる。

僕の教室ではロジカル思考を捨ててアート思考で撮ろうと教えている。会社や受験で得てきたものは少なくとも教室ないでは捨てようと。正解病を治そうと伝えている。みんな正解が好きだ。そればかり追い求めている人が多い。

「感性を磨くにはどうしたらよいですか」という質問を受ける。写真展に頻繁に足を運んだり、写真集をちゃんと自費で購入して見るのはデフォルト(高い写真集を自費でというのはポイントでもある)。

美術館に行ったり、映画を見たり、全く違うジャンルのものに触れる、やったことのないことにチャレンジする。そんなのもありきたりなことだし常にやってほしいことなのでデフォルトだ。

大事なのは、小さな「うぉー!」を見つけられるようになることだ。

それを見逃さずに脳から腕へ、そして人差し指に伝え、黒いボタンを1mm押し下げるのだ。

それが「写真」になったとき「大きなうぉー!」になるのだ。


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一枚でも多くの写真をプリントできるよう、今後のアーティスト活動の後方支援をよろしくお願い致します。ありがとうございます。WE BELIEVE PHOTO POWER!!