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番外編:売れる表紙のつくりかた。(実例)
中山マコトです。
番外編ですが、とても重要なはなしをするので、
少しだけ、おつきあいください。
僕の著書の中でも1、2を争うくらい売れた本がこれです。
![](https://assets.st-note.com/img/1690963403905-jJLpdwt3Ll.png)
で、この本をリリースする際に、僕と担当編集者は
メチャクチャ工夫をしました。
脳みそがあふれ出しそうなくらい、考えました。
何を考えたのかと言うと、表紙で買わせる工夫をしようと思ったんです。
何故なら当時はまだキャッチコピーの重要性が余り知られておらず、
どの程度のマーケットがあるかが分からなかった。
だから先ず
「表紙で引きつけて、コピーの重要性に気付いてもらう」
と言う作戦です。
最初に考えたのは、表紙の色です。
この本には”バカ売れ”という言葉が使われています。
僕、中山マコトの代名詞、トレードマークの様な言葉です。
で、バカ売れは、とてもめでたい言葉ですよね?
だからまずはめでたい色にしたいなと考えました。
僕が主張したのは金色でした。
ですが、当時は印刷の技術の都合で、金色はリスクがあったのです。
そこで編集者は、金色の様なイメージを持つ、発色性抜群の黄色
を提案してきました。
それがこの色です。
なかなかに目立ちます。
![](https://assets.st-note.com/img/1690977997193-vyUgxcKLac.png)
で、次に、めでたいついでに、タイトルの文字と言うか、
ロゴをめでたいイメージにしたいね!となり、
タイトルを袋文字にしました。
これでタイトルがかなり強調されました。
タイトルの色は、黄色に負けない、ある種、下品なくらい強烈な
ショッキングピンクを使いました。
気取っている場合じゃありませんから。
![](https://assets.st-note.com/img/1690939269199-ZZJYk5UBXJ.png?width=800)
次いで、稼げるイメージを感じてもらうために、
お金が降ってくるイラストを入れました。
![](https://assets.st-note.com/img/1690939384726-mahuVko8Al.png?width=800)
で、この本、巻頭の20数ページに実はカラーを使っています。
いわゆる巻頭グラビアです。
これは雑誌から拝借したテクニックです。
今もそうですが、当時は巻頭水着グラビアとかで雑誌を買う人も
多かったんです。
中味はともかく、巻頭カラーグラビアを使えば、そしてそれが即、
パクれるページになっていたら、それだけで買いたくなる人がでるだろう!
そう踏んだんですね。
巻頭カラーグラビアはこんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1690937371145-ertCuiOEkZ.png?width=800)
こうした事例が13例、載っているわけです。
これ、正直、かなりの魅力だと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1690937394512-XgDA6ZDR1N.png?width=800)
が、そこでひとつ問題が生じます。
その問題とは・・・
「この本、カラーページがこんなにあって、高いんじゃないの?」
と思われるのではないか?と言う問題です。
で、僕達は、一計を案じました。
高いんじゃないか?と思ったら、価格のところを見るよね?
で、クルッと本を裏返して、値段を見る瞬間に工夫をこらそう・・・と。
僕が出したアイディアは、僕の知り合いの作家達に
推薦文をもらうことでした。
みんな快く引き受けてくれました。
そしてその推薦文を、裏表紙の一番下から、
値段の真下近くまで7人分、
積み上げたんです。
通常だと、推薦文は帯の中に入れるのが普通です。
ですがそれだと、値段表示の位置までは遠い。
それじゃ意味が無い。
7人分の推薦文を使うのがポイントなんです。
確かに、7人もの仲間達に依頼して、キツいスケジュールの中、
推薦文をもらうのはちょっとした苦労ではありましたが、
でもどうしても!と頑張りました。
つまり、価格を見た人が、1500円?意外と高くないじゃん!
と思った瞬間に、その真下にある推薦文に眼を向ける。
で、だ~~っと目線を下げると、名前を知っている人の推薦文が
並んでいる、と言う仕掛けです。
![](https://assets.st-note.com/img/1690939420691-aP1mc8eRIL.png?width=800)
これで、僕と編集者の企みはすべて組み込まれました。
結果、決して、これだけが原因だとは思いませんが、
この本は発売、即、重版がかかり、
以降何度も重版を重ね、大ヒット作になったんです。
このように、人の心理を読んで、出来る工夫をする。
それだけが僕たちが出来ること。
商品を売るのにはオカルトもなければ、アイコンタクトもない。
売る側、作る側が仕組んだ、仕掛けた通りにしかならないんです。
予算とか、労力とか、あるいは時間とか、制限もあるでしょう。
でも、その条件の中でやれる事をやる。
出来る事をする。
その中にしか成功の糸口は見えてこないのです。
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