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【起業家に告ぐ!メニューとは店の戦略書である。】

”みそかつ矢場とん 素人女将に学ぶ。脱・家族経営の心得(幻冬舎)”と言う素晴らしい本があります。

その中に、こんなフレーズが登場します。

「メニューとは店の戦略書です。」

この言葉に初めて触れたとき、ものすごい衝撃でした。
まさに、ズシンと言うか、ズドン!と言うか、そんな心の音と共に、僕の奥底に響いてきました。

が、コレ、飲食店だけの話しだと思ったら大間違いです。
実はすべてのビジネスにそのまんま、適用出来る考え方です。
特に、起業家はこの位の考えと覚悟を持って、自らの商品=メニュを決めないといけません。
惰性とか「なんとなく」で決めてはいけないんです。

「メニューとは店の戦略書です。」
この、メニューとは・・・の部分に、
あなたが普段使っている”ツール”を当てはめてみて下さい。

「名刺とは、あなたの戦略書です」

「自己紹介とは、あなたの戦略書です」

「ブログとは、あなたの戦略書です」

「ホームページとは、会社の戦略書です」

「会社案内とは、あなたの会社の戦略書です」

さて、どうですか?

あなたの名刺、自己紹介、ブログ、ホームページ、会社案内・・・。
戦略書になっていますか?
たんなる”出来ること紹介”になってはいませんか?
欲しい仕事の掲示板になってはいませんか?

だとしたら・・・
だとしたらです。

すぐにでも、戦略書に作り変えないといけません。

戦略とは何か?それは・・・
”長期的な視点に立って、ビジネス全体の方向づけをすること”
です。

ここで肝心なのは”長期視点”です。

少なくとも、目先の利益を右往左往しながら追い求めるところに、
戦略はありません。

加えて、”方向付け”を考える事ですから、
ちゃんとゴールが描けていないとダメなわけです。

長期視点に立って、ゴールを定め、逆算して、行うべき事を行う。
「長期視点+方向付け」
2つが相まって、正しく強い戦略が出来上がるんです。


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