読書したい書籍【10冊目まで】(4/8時点)

『人生を変える記録の力』


・心理療法で使われる記録術をベースとしている。
・どんな悩みも解決してくれる33の使い方を紹介している。
・記録する事のメリットを最大限に使いこなしている人は少ない
悩みや不安などを書き出してから書店に行くと、解決につながる書籍が見つかりやすいらしい
・悩みや不安は書き出すと可視化され、冷静に対処できるようになる
・冷静になれば、解決策を考え、対策を実行できる。
・11個のチャプター
やりたい事を見つける
モチベをあげる
「失敗したら」を乗り越える
不安と恐怖をエネルギーに変える
5優柔不断をなくす
ネガティブ思考を乗りこなす
ストレスに強い心を育てる
無駄に悩まなくなる
人間関係が楽になる
10問題解決力をつける
試練を乗り越える力をつける

『アタマがどんどん元気になる! ! もっと脳の強化書2』


・「本当の欲求を見つけて、人生を豊かにする」という方針
・欲求が脳を元気にする。
・「〇〇したい!」という欲と「〇〇したくない!」という欲。
したくない欲求が生まれる2つの原因
1:過去に嫌な事があったから
2:自分の脳の未発達な部分を使う事になるから
・自制心は、極限状態で判明する
未熟な脳は、行動や感情が抑えられなくて、パニックになる
鍛えた脳は、必死に思考しようとする
・3つの脳内物質について
ドーパミン:やる気や集中力が高まる。
ノルアドレナリン:意欲ややる気向上の怒りのホルモン
セロトニン:精神を安定させる幸せホルモン
・実践編では41個のトレーニングが載っているらしい
例「16歳だと思って生活する」「妄想ノートを作る」「利き手とは逆の手で日常の動作をやってみる」「瞑想をする」など。
(追記:あまりにも、断捨離をしすぎて、ミニマリストになっても、やる気や意欲がなくなるらしい。「どうせ、あれはなくてもやっていける」という思考回路になり、成長したいという欲求がなくなるとか)
(追記:「過去に嫌な事があった」という理由の具体的な例としては、「人見知りの人が、人間関係を作るのが苦手なのは、過去に嫌な目にあったから」みたいな感じだろうか?)
(追記:「自分の脳の未発達な部分を使う事になる」という理由の具体的な例としては、これまでに経験した事のない、何か新しい事へのチャレンジで、自分の能力で出来るかどうか不安となる時などだろうか?)

『直感的統計学』

・開幕、「数学で平均以下の人たちへ」という煽り
・取り扱っている内容
平均や標準偏差などの基本的統計量、QC7つの道具、確率、検定、推定などの基礎との事。
(追記:文系向けの人を対象にしている。統計学に自信がないので、基礎的な部分から埋めたい。仮にすでにここに書かれている内容を理解しているとしても、統計を知らない人は、ここから説明しないと分かってくれないという事の理解のためにも使える。専門的な職についている人の中には、解説書や入門書と謳いながら、専門用語の解説を専門用語で行うというよく分からない事をしたり、「はじめに」の序盤から中盤にかけて、最近の業界の動向を専門用語を使って紹介しておいて、締めくくりに「高校生や一般の社会人にも分かるように注意した」というツッコミを待っているとしか思えない文章を書くものもいる。そんなにんげんに わたしは なりたくない)

『伝えるための心理統計』

・従来の傾向「科学的研究で重要なのは、有意かどうかである」
・統計改革が起こったらしい。
検定だけでは、本当に調べたい事は分からない。
・効果量、信頼区間、検定力など。
(追記:論文などを読む時に参考にしたい)

『効率勉強法―最短の時間で最大の成果を手に入れる』

・科学的なメソッド35
・やってはいけない7つの勉強法
・超効率勉強法の基本
・勉強前にやると学習効果が高まる7つのテクニック
・勉強後にやると記憶の残り方が変わる5つのテクニック
・勉強の効果を高める7つの習慣
(追記:学習は、あらゆるスキルや知識、経験の時に必須の能力だ。その効率を高める事が出来れば、短期間で大きな成果をあげる事につながる。これから何をするとしてもあった方が良い)

『ハーバード合格基準―ありのままの自分を伝える力』

・ハーバードMBAの合格基準を見ると、一流グローバル組織の採用基準が見えてくる。
・生まれつき頭がよく、テストはいつも満点で、英語でも苦労した事ない。留年なんかした事はなく、上司に怒られた事もなく、挫折した経験もない、そんな完璧な人材を思い浮かべる=間違い
・完璧ではないからこそ、グローバル人材になれた。
・未熟でも、とにかく発展途上ありのままの自分を正直に周囲に伝える=将来リーダーになる可能性を秘めた人材だとハーバードが認める評価基準。
・リーダーシップ能力は、職歴年数と比例しない。
・リーダーシップ経験の濃さとリーダーとしての潜在可能性
・実績よりも可能性を武器にした方が、採用される可能性が高いらしい。
(追記:正直、自分は初めてこの書籍を目にするまで、漠然とハーバードMBAに入る人間は完璧超人だと思っていた。これまで、ハーバードMBAを卒業した人の書籍を何度か読んだが、だいたいすごい経歴や過去の人間だけだったような気がする。もしかしたら、そういった肩書きの人は印象が強くて記憶に残っているだけかもしれない。実際は、もっと地味な肩書きの人もいたかもしれない)
(追記:これまで、「東大生=すごい」という世間の評価は、明確な根拠もなく語られており、テレビなどに登場するクイズ番組やバラエティー番組で出ている一部の変人や超人の東大生ばかりが目立っていて、等身大の東大生は、さぞかし大変だろう、と思っていた。それにも関わらず、自分はハーバードMBAに入った人を明確な根拠もなくすごい人がそろっているのだろうと思っていた。思い込みほど判断を誤らせるものはない。思い込みを出来る限りなくしていきたい)

『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』

A4の用紙に、決められたフォーマットでメモ書きを繰り返し、思考を言語化していけば、誰でもゼロ秒思考に近づく。
・メモ書きを活用した企画や思考の深め方を解説する。
・考えるためのヒント。
頭に浮かぶイメージや感覚を言葉にする。
言葉を自由に、的確に使う事を目指す。
言葉の中心的意味揺らぎをとらえる。
メモの効能
頭が整理される
自信が出てポジティブになる
腹が立たなくなる
急成長できる
タイトルの書き方
似たようなタイトルで何度でも書く
タイトルを貯めておく方法
本文の書き方
各行を長めに書く。
頑張って4~6行書く。
各順番は気にしない。
メモのフォーマットは必ず守る
・思いついた事は、とりあえず何でも書く。
メモは毎日10ページ書く
1ページ1分で、思いついた瞬間に書く。
・メモは深堀りするとさらに効果的。
一つのテーマを多面的に書く。
納得するまで、15~20ページ以上書く。
3か月に一回フォルダを整理して、ざっと眺める
(追記:目次をザっと眺めるだけで、全体像がだいたい頭に入る。人によっては、目次だけで実践できるだろう)
(追記:おそらく、ワードやグーグルドキュメントなどのパソコンやスマホでできるメモでは不適切だろう。そもそも、起動してアプリを開くまでに時間がかかりすぎる。パソコンやスマホは短時間で記録できるが、頭に残らない事も多い。手書きは記憶に残りやすい。メンタリストDaiGoさんのブログ「手書きのノートが向いてる人、デジタルノートが向いてる人の違いとは」において、「人間は集中しなくても出来る作業に対しては、脳が省エネモードになって集中しない」との事。集中力が維持できるなら、デジタルでも良いらしい。「今考えている事に対して考えを巡らせる事ができて、それに対して意味も考える事ができる」ならば、デジタルでも問題ないらしい)
(追記:という事は、追記を書けるほど余裕があるなら、問題がない可能性がある。要は、ここに書いた事のほとんどをきちんと記憶に定着させられるかどうかの問題ともいえるだろう。何も見ない状態で引き出せない知識は活用できない。活用できなければ、いくら記録を貯めても宝の持ち腐れ感が否めない)

『努力が勝手に続いてしまう 偏差値30からケンブリッジに受かった「ラクすぎる」努力術』

・やりたい事や学びたい事があるが、長続きしない人向け
・ラクに努力できる方法
・自分で変えられる事と変えられない事を知る。
・自分を変えるもっとも合理的なやり方。
・努力という意識を捨てる9つの意識
1:ラクに続く方法で努力する(頑張ろうとしない)
2:押さえるべきツボを見つける(相手は何を求めているか?)
3:投下できる自分の資源を数え上げる(時間お金を明確に)
4:2920時間の使い方をざっくり決める
5:将来の自分を過去形で捉える。
6:方向性×モチベ×資源を利用する
7:最初の3日を乗り越える(辛いのは最初だけ)
8:何もしたくないモードにならない方法
9:成果より、目の前の課題に集中する
・努力の仕組み化の7つのルール
1:「何をいつ、どのようにするか?」を決める
2:している事を淡々と記録していく。
3:スモールステップで成功体験をつくる
4:痛みを伴う代償を先出しする。
5:毎日タイムリミットの中で動く
6:退屈な作業は短時間で繰り返す
7:できる・できないを冷静に見極める
・勝手に努力が続くテクニック
・続いてしまう人の7つの方法
1:抵抗を前に進む力に変える
2:疑問を持たずにやってみる
3:他人を自分の目標に巻き込む
4:世の中にどう貢献できるか?考える
5:視点の切り替えをする
6:現実を見る
7:変化を受け入れる
(追記:よく考えると「頑張ろう」という意識は、時間やリソース、エネルギーがある時しか条件を満たさない。はたして、人生で十分な時間とリソース、エネルギーがあった時などあっただろうか?仮にあっても「これまでにめっちゃ頑張ったから、今日は自分へのご褒美として休もう」というような意識になってしまい、いつまでも何も達成できないまま、日々を消費するだけの生活を過ごしてしまう。つまり、いつでもどこでもどんな状況でも、目標を達成するための行動を実行するためには、「頑張らなくてもできる」という条件を満たす必要がある。大きく分けるなら、時間や資金、エネルギー、リソースなど、それらがほとんどなくても出来る状況でも、出来るようにする意識で取り組まないといけない)

『「学力」の経済学』

・データは個人の経験に勝る
・教育では、みんなが当事者であり、自分を中心とした非常に少ないサンプルで議論をする人が多い
・教育では、誰もが自分の意見を述べたがる
・因果関係と相関関係は違う
学力が高いから読書をするのか、読書をしたから学力が高いのか?
・テレビやゲームの影響は?そこまで大きくない
テレビやゲームの時間が1時間短くなっても、勉強時間は2分しか増えない。
ただ、一日2時間を超えると影響は大きくなる
・トレーニングで伸ばせる
自制心:マシュマロテスト
やり抜く力:GRIT
・高卒と大卒では、生涯で稼げるお金に1億円の差が生まれる

(追記:もしかして、教育がほとんど科学的に効果がないと判断された方法または、科学的検証のなされていない方法などが根付いている理由は、一億総評論家という非常に笑えない状況のせいなのか?なぜ医療は医師に任せようと思うのに、教育では親や生徒がほとんどエビデンスなしで口出しをするのか?その答えは、特別な知識がなくても語れる上に、ほとんど全ての人が経験していて、しかも多くの人の興味関心の領域だからか?)

10『本を読む本』

読書論の古典と崇められている。
・読書の目的:知識のための読書or理解のための読書
・分析読書とシントピカル読書が面白い
分析読書:一冊の読書から深い理解を得るための読み方
テーマの把握
内容の解釈
著者の言いたい事の想定
これらを踏まえた上で、批評する。
シントピカル読書:特定のテーマについて複数の書籍を横断的に読む手法
「何を読むか?」と「どんなテーマか?」はお互いに影響し合う。
・準備段階で出来上がった読書リストを消化していくとリストの順位は変動していく
(追記:もったいぶった言い回しの割に、言いたい事がしょうもない事もあるらしい)

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