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子どもに“ばか”と言われた日

先日、小5の長男に言われました。会話中、「ばーか、そんなのも分からないの?」と。驚いて、話していた内容全部飛びました。少しの間の後「うん。ばかだから分からない。教えて。」と冷静に返事をしたら、戸惑っていました。
夏休みも習いごとがあること、宿題があることにいら立っていた長男。まあ愚痴を言いたいんだろうなと思って聞いていたのですが、うっぷんをぶつけられた形です。

自分が日本語を正しく使えていない自覚はありながらも、「ばか」と「死ね」は、幼稚園生の頃から人に言ってはいけない言葉として話してきたんです。子どもの少ない語彙力の中から、口から出やすく相手を傷つける言葉はこの二つだと思ったから。
それなのに、という思いと、まあやっぱり言うよね、という思いと、でもなんで言われてるんだろうとか考えてたらじわじわダメージが来て、その日はずっと落ち込んでいました。

自分が子どもの頃、親にばかなんて絶対に言えなかった。親子というより友達感覚になってるのかな、普段の態度が甘過ぎたのかな。ばか、と言われたときに怒鳴って叱ればよかったのかな。とっさに反応できなかったことにも腹が立ちました。

言葉の力って大きいと思うんです。だから丁寧に使ってほしい。それはこれからも話していこうと思います。子どもにばかと言われたダメージが想像以上に大き過ぎて、思わず書いてしまいました。夏休みがんばろ。

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