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とっても簡単!FY23 4Qマイクロソフト決算から学ぶ売上高ガイダンス確認方法
GAFAMの一つとして知られるマイクロソフトの決算結果は米国株投資を進めるうえで、必ず確認しておきたい内容だと思います。
ガイダンスを出す出さないなど企業ごとに異なりますが、このマイクロソフトについては、毎回カンファレンスコールでガイダンスを提示しています。
そこで、このカンファレンスコールから数字を拾う方法について、確認しておきたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1690364531062-qaWWsXuPN4.jpg?width=800)
マイクロソフトはカンファレンスコールの文字起こしをWord形式でダウンロードできるようにしてくれています。
これなら英語が聞き取れなくても問題ありません。
くわえて、少し面倒なのですがマイクロソフトは次期四半期決算の売上高ガイダンスをボン!と提示しているわけではなく、以下3つの部門ごとに提示しています。
これら3つの部門別売上高ガイダンスを足し算した合計値がいわゆるコンセンサス予想との比較で使用する売上高ガイダンスになります。
それではWordファイルから数字を拾ってみましょう。
①プロダクティビティー&ビジネスプロセス部門
( Productivity and Business Processes )
$18 to $18.3 billion US dollars. ※Wordファイル24ページに記載
②インテリジェント・クラウド部門
( Intelligent Cloud )
$23.3 to $23.6 billion US dollars. ※Wordファイル25ページに記載
③モア・パーソナル・コンピューティング部門
( More Personal Computing )
$12.5 to $12.9 billion US dollars. ※Wordファイル26ページに記載
これらを合計すると次回のFY24 1Qの売上高ガイダンスは、
$53.8 to $54.8 billion US dollarsとなります。
日本語で見やすくすると、538億ドルから548億ドルとなります。
今回の決算では、ファクトセットによると事前のコンセンサス予想は550.4億ドルでしたので、残念ながらガイダンスは未達という結論になります。
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