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僕たちが世界一周を決めた理由

はじめまして、濱松誠です。

妻の美穂と共に、昨年末で仕事を辞め、今年から日本、そして世界を巡ることにしました。

きっかけは、1年半前、妻が世界一周をしたいと言ったことでした。 

妻が10年前に乳がんになり、死ぬかもしれない、そう思ったときに、やり残したことが5つあるんだと言いました。番組企画、親孝行、結婚、出産、世界一周。出産だけは授かりものだからわからないけど、世界一周だけできてないんだよね、と。

そこで、有休をくっつけて1ヶ月行くかとか、休職して行くかとか、色々な選択肢を考えましたが、今でも忘れられない、去年のバレンタインデーの時に僕から「1年間、世界一周に行こう」と言いました。「え?会社はどうするの?」と妻から聞かれ、出た言葉が「みほに辞める覚悟があるなら、辞めて行こう」でした。

一度きりの人生、最も大切な人とともに新しいことに挑戦することを決めました。

何もしないことこそが、最大のリスク。これから仮に長い人生を生きられるとしたら、この1,2年なんて本当に短いものであり、失敗なんてない。自分のこれまでの考えや先入観を一度アンラーンして、自分を常にアップデートしたい。ONE JAPANの取り組みに加えて、新しい働き方や生き方、新しい夫婦のパートナーシップのあり方を示したい。

そして、何より、いま隣にいる妻との新しい人生の旅を想像するだけで、本能的にワクワクしまくっていて、ヤバい。

そんなことを思っています。

2月から日本各地を巡り、5月頃から世界一周をする予定です。
妻は学生時代にママチャリで日本一周をしているのですが、僕はONE JAPANと言っておきながら、日本のことをほとんど知りません。世界に出る前に、日本を見て回り、地元の素敵な人たちとたくさん触れ合い、五感で感じたいと思います。

世界一周についても、大学が外国語学部で米国留学やインドでの長期研修、30か国ほどのバックパッカーの旅をしたことはありますが、まだまだ世界を知りません。ONE JAPANというのなら、日本を「世界の中の日本」として捉えることが極めて重要であり、自分が自分の目で見て、自分の肌で「世界」を感じることが重要だと思いました。

これまでお世話になった皆さん、叱咤激励くださった皆さん、伴走してくれた皆さん、本当にありがとうございました。お世話になった方々や社会に恩返しができるよう、これから頑張ります。

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■ 私たちは大企業を辞め夫婦で世界一周の旅に出る。キャリアやお金の葛藤を超えて
https://www.businessinsider.jp/post-181985