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この仕事をやってて良かったと思う瞬間

私は、9年前に日本語学校事務、学生募集担当のキャリアをスタートさせ、今日に至るまで学生寮管理、総務、生活指導、入管業務、人事、学生募集担当等様々な事を経験してきました。

改めて自分の9年間のキャリアを振り返ってみて、この仕事にやりがいがあったからこそ、9年間も仕事を続けられている事を実感しています。

特に日本語業界は、新卒、既卒の方々が利用する大手求人サイトに求人が掲載される事も多くなく、就職先の業界、業種としてはかなり閉鎖的な業界と言えます。日本語学校で働いていますと言ってもイメージが湧かない人が大半です。

実際に私も前職に応募した際に利用した媒体はハローワークでした。恥ずかしながら、応募するまで日本語学校の事務職の存在はほとんど知りませんでした。

今後、この日本語学校事務、学生募集担当の仕事にスポットが当たるようにする為には、現職の職員がもっと情報を発信し、仕事のやりがいを伝えていく必要があると感じます。

その為には、日本語学校事務員がどんな仕事で、どれだけやりがいのある仕事かを紹介しなければなりません。

そこで以下に私が9年間のキャリアを通じて感じた「この仕事をやってて良かったと思った瞬間」を記載しました。特にこれから日本語学校事務員、学生募集担当の仕事に就く方には、知っておいて頂きたいです。

卒業式で学生から貰うたくさんのありがとう

義務教育の職員同様に日本語学校の卒業式も感慨深いものがあります。最初は日本語が全然話せなかった学生、トラブルばかり起こす学生、すぐ学校をサボる学生、色々な学生がいます。

そんな彼らも、卒業式の頃には日本語も上手になり、進路も決まって立派になっているものです。卒業式の後、彼らが私の元に集まってきて、「先生本当にありがとうございました!みんなで写真撮りましょう」とたくさんの学生から笑顔で言われた時、この仕事をやってきて良かったと感じます。

卒業生との繋がり

事務員としてサポートしてきた学生達との関係は、卒業式が終わった後、写真撮影して途切れる程希薄な物ではありません。

Facebookで近況を報告してくれたり、時々遊びに来てくれたり、留学したいお友達を紹介してくれたりと彼らとの関係はずっと続きます。そんな時にこの仕事をしてて良かったなと感じます。

また、そんな彼らから、人と人との繋がりの大切さを改めて感じる事が出来ます。

自分が連れてきた留学生達が日本留学を満喫している姿を見た瞬間

これは学生募集担当を経験した多くの職員が感じる事です。学生募集担当は、現地の日本語学校にいる彼らと日本語面接をしたり、学校をPRして、自分の学校に学生を呼び込むのが仕事です。
自分が連れてきた学生達が入学後楽しそうに勉強、生活している姿を見た瞬間、本当にこの仕事をして良かったと感じます。

今回は感想文の様な形式になってしまいましたが、日本語学校事務員、学生募集担当の仕事は本当にやりがいを感じる事の出来る仕事です。
時に辛いこともありますが、それ以上に出会える喜びがある仕事です。

これから日本語学校事務員、学生募集担当を目指す方々の参考になれば良いなと思います。




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