見出し画像

#10 西海岸クラフトビール四天王 METALで定義してみた④


くぅ~疲れましたwこれにて完結です!

ここまで読んでくれたみなさん、ありがとうございます!

もうこの記事を開いてくれただけで、友達になれた気がします。

何かの理由で開いちゃったけど、なんのこっちゃ!?という方は

第1回からおさらいをお願いします。

第1回〜第3回の記事

第1回はMETALLICA x STONE BREWING

第2回はMEGADETH x MODERN TIMES BEER

第3回はANTHRAX x PIZZAPORT BREWING COMPANY

そして残るはあのバンドしかいないでしょう。

最後の検証、いってみましょう!

SLAYER x SIERRA NEVADA BREWING

こちらで最終回ですね!

四天王で最も過激、速さ激しさトップクラスのこのお方たち!

SLAYER!!!!

画像4

1981年にカリフォルニアにて結成の四人組。

惜しまれる中、2019年に活動停止

四天王の中で最もアグレッシブな音楽性、見た目をしています。

(多分、右から2番目KERRY KING兄貴のせい)

サタニズム・モチーフの歌詞や過激な表現からか、

音楽検閲推進団体から検閲を受け目をつけられるなど

エクストリームな存在と言えるでしょう!

音楽性は、速い、うるさい、怖い!を一貫しておりかなり硬派

デスメタルというカテゴリのもはや元祖とも言えるでしょう

SIERRA NEVADA BREWINGは1979年創業の醸造会社。

画像5

現在存在する、西海岸スタイルのクラフトビール会社のなかでは元祖の一つと言っても過言ではありません。(Anchor Steam Beerなど他にもいろいろありますが、今回はこちらにフォーカスさせていただきます)

作るビールは一貫して苦い!濃い!強い!といったテイストをしていて

そもそものクラフトビールの存在意義のひとつである、

大手の作る水みたいなビールへのカウンターカルチャー的な存在です。

ではこのメインストリームとは対局した2つの共通点をみてみましょう。

元祖エクストリーム


SLAYER

RAINING BLOOD (Live 2004)

(閲覧注意、血糊を使った表現があります)

のっけからエクストリームです。

そして何よりもすごいのが、この楽曲が1986年にリリースされているということ。元祖です。筆者、生まれていません。


REPENTLESS

こちらの楽曲は2015年発表。38年という長い歴史の中で、SLAYERはSLAYERでしかない、と言わんばかりにブレない音楽を作っています。

(noteのYouTube映像引用に年齢制限がありMVが貼れなかった、是非オリジナルを検索してみてください)


WAR ENSEMBLE (Live 2004)

ベースボーカルのアラヤさんは実は敬虔なクリスチャン。

アンチ・クライストなSLAYERの楽曲を歌うこと、個人の考えは完全に分けているそう。

そんな彼がたま〜にMCのときニッコリすると、激しさの中の優しさのようなギャップを感じるのである。

(そして曲名をコールして演奏がスタートすると、やっぱり怖い・・・となる笑)


SIERRA NEVADA BREWING

2015年にバンドでアメリカに行った際に、無知識で購入したうちの一本がコレであった。

濃い!にげえ!強え!けどうめえ!」濃厚なホップの香りと旨味、そしてアルコール度数7.2%。こちらのIPAは2009年、看板商品のペールエールは創業の1980年から作られている、元祖です。


DANKFUL IPA

こちらはわりと最新の銘柄

にもかかわらず

全くブレない苦い!濃い!強い!の連続。最高です。


TROPICAL TORPEDO

こちらは定番商品の中でもややトロピカルな傾向で作られた銘柄。

まさに激しさの中の優しさ的な風味である。

でもやっぱりにげえ!

SLAYERのローディーのおっちゃん


2019年にフィリピン最大のロックフェス "PULM SUMMER SLAM"にてSLAYERと共演した際の話。

自分たちのライブ中、SLAYERのローディーのおっちゃんがなんかステージ袖でやってるな〜と思って目をやると

スクリーンショット 2021-01-27 13.29.34

なんと、「マジ、パネェ〜〜!」という日本語のパネルを作って見せてきてくれたのである。

メンバーは彼を通してSLAYERのピックをいただいたり、何かとフレンドリーなクルーを抱えているSLAYERでした。

キャップ後ろ被りのDAVE LOMBARDO

現在在籍のドラマーであるPAUL BOSTAPHも素晴らしいドラマーですが、

筆者はDAVELOMBARDOの大ファン。

彼のドラミングからはなぜか、パンク・ハードコアの衝動感を感じます。

あとキャップ後ろ被りがすごく似合う

画像3

そして彼の定番の見せ所といえば、名曲"ANGEL OF DEATH"の鬼ツーバス

在籍時の来日、しかも筆者も遊びに行ったLOUD PARK 2006の映像です。

(鬼ツーバスは 4:30〜)

そんなDAVE氏は現在、西海岸伝説のワルガキバンド"SUICIDAL TENDENCIES"でプレイしてます。

もはやロックファッションのアイコンとまでなったこのキャップ。

誰しもが街で見たことあるはず。

そして大概の人は音楽を聴いたことがないはず (だからと言って後ろから○るようなことはしませんよ)

画像2

失敬、話が逸れました!

2017年にSUCIDAL TENDENCIES来日の際に筆者も共演

バックステージでお見かけしたので恐る恐る話しかけてみました。

さすがのレジェンド、ステージ裏ではオネーチャンに囲まれご機嫌の中時間を割いておしゃべりしてくれました。お邪魔しました!

あ、SLAYERビールの話忘れてた。


"SLAYER 666 RED ALE"

バンドのイメージそのまんますぎる、RED ALEスタイルのビール。

日本ではたまにDISC UNIONで売ってるみたいです。買ってみよ〜っと!


いかがでしたでしょうか??

ビールとメタルの話をこれでもか!とこじつけ

自分のバンドの話もちょいちょい挿入してみましたが

とにかく音楽とビールが好きです!

(各界のビール好きミュージシャンの先輩方、どこか訂正箇所などありましたら教えてくださいませ・・・)

それでは、これからの記事もお楽しみに!

楽しいと思ったらいいねボタン、是非お使いのSNSにシェアもお願いします〜!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?