BCGとコロナ

参考レポートhttps://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.03.30.20048165v1

Bacillus Calmette-Guérin (BCG)

どうやらBCGがコロナに効くのか、には接種頻度で高中低の3グループがあってそこに複雑な混交要因がからんで、研究している医師も手こずっているらしい。
はっきりしているのは定期接種は高のグループ、子どもの時にBCG接種したが以降していないは中のグループ、未接種は低のグループということらしい。
BCGは接種から長期間空くと効果が薄れる。大人にBCGを接種している西成でなぜかコロナの感染が少ないらしい。
だが実際BCGは小児結核予防のワクチンなので日本ワクチン学会はコロナ予防にBCGは推奨していない。小児結核の分がなくなってしまうからである。
仮に子どもの頃にBCG接種をして以降していないケースではコロナに罹り重篤になって人工呼吸器を付けて助かるということのようで、自衛隊がノウハウを公開している予防方法を実践しておればコロナの患者と濃厚接触してもかかりにくい。どうやらそういうことらしい。
安易にコロナ予防でBCGを接種することは慎んだ方がいいだろう。