賛辞を送る

わしなどより、皆才能が溢れている人ばかりで、凄いとか素晴らしいと口にすることが多くなった。
のんという女優がいるが、あの人はとても実力がある。
声の演技だけで存在感が溢れているというのは、魂が大きいのである。
この世界の片隅にというこうの史代のまんがをアニメ映画にするという話をネットで見たときに、観に行こうと決めていた。
この映画を制作するときにとてもたくさんの人が制作費を寄付して、のんが主役の北條すずの声をするという話が後で明らかとなったので、これはきっといい映画になると思っていた。
今日、相方と観に行ったのだが、のんの演技の存在感と作品の凄い様子にとても圧倒されて、泣いて泣いて仕方がなかった。相方も泣いて泣いて仕方がなかった。
魂の表現というものを存在感溢れて表現すると素晴らしいことになり、表現することが大事な記憶を伝える事柄だったときに、すずが描く産業奨励館が何かを知っているか、そういうことが実際表現の遠景にあって、体は痛め付けられても魂は痛め付けることは出来ないんだよと思う。
あのアニメ映画はとても素晴らしい。
ありがとうございます。