皇統

天皇の男系か女系かというのは皇室典範に重大な伝承の事実誤認があることを放置してきて問題が深刻になった。
天津彦彦火瓊瓊杵尊の男系が皇室の男系ということになっているが天津彦彦火瓊瓊杵尊の祖母が天照大神なので皇統というのは最初から女系である。
王朝交代というのは父王から女王になってその息子が男系の交代をするので起きる場合と男系は交代するが女系は継続なので王朝交代しない場合というのがある。
英国は男系が交代したので王朝交代する可能性もあるのだが女系で継続ということもありうるので王朝交代に関して切迫した様子にはなっていない。
皇室の神話と歴史と憲法をきちんと踏まえて、皇室典範を改正するべきなのである。
そうでないといつまでも男系か女系かで論争が続き本質を見失っている状態が続く。男系か女系かで皇室を語れば皇室は最初から女系の皇統である。