少女漫画

男は少女漫画だから読まないではなく少年漫画であれ少女漫画であれつまんないものは読まないだけ。面白ければ読みます。それは女も同じ。ただ男が面白いと思うものと女が面白いと思うものには多少異なりがあります。価値観とかそんな大層なものじゃないです。そういうことを言う漫画あるけど。
手塚治虫も赤塚不二夫もちばてつやも最初は少女漫画を発表していてのちに青年漫画や少年漫画を発表していったのです。暴力描写や性的描写が多くても手塚治虫なら不問ってどういうことかと言うと面白いからです。
それでも手塚治虫の作品で後世の検閲に引っ掛かりだが改変されたものがあります。差別的表現でもその言葉が正確に描こうとすることを言い表すなら使った方がいいんじゃないか、言い換えれば本質の描写がぼやけるのじゃないかというものはあるのも事実です。
古事記を乞食とかけてせめて現代らしくルンペンと呼べという描写が火の鳥ヤマト編にありますがね。
田村由美の作品はどう読んでも少女漫画ですが、男はあんまり読まないかというとそういうこともないようです。
鬼滅の刃の吾峠呼世晴は女性だそうですが少年漫画ですね。魔矢峰央は男性ですがパタリロ!や翔んで埼玉は少女漫画ですね。面白いので男も女も読むでしょこれら。暴力描写や差別的表現など別に表現の意図が暴力や差別でないなら表現規制や検閲も受けないんです。