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母校での授業サポート

ふくしとぼうさい日記322日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。

関東学院大学は私の母校です。
今日は朝から関東学院大学の高齢者福祉論の授業のサポートに行ってきました。

数年前からお知り合いの、認知症ご本人の松浦謙一さん、通称Ken-Z(ケンジー)が学生を前にご本人のお話とギターの演奏と歌の披露をするコーディネートをさせていただき、送迎とサポートと音響という役割で朝から母校に行ってきました。

松浦謙一さんは現在66歳、51歳でパーキンソン病を発症され、62歳でレビー小体型認知症も診断されましたが、シンガーソングライターとしての活動や、イラストレーターの活動など精力的にされている大好きな方です。

2年前も授業のコーディネートをさせていただき、当日もサポートをさせていただきました。
今日は授業としては2回目のサポートでした。

授業は、認知症に関する授業。
最初は、認知症サポーター養成講座が学生向けに開かれ、地域講師の方から認知症に関する様々なことが、わかりやすくお話をされていました。

認知症サポーター養成講座の次は、松浦さんのお話と歌とギターの披露。
ご自身の発症時のこと、症状と現在の状況のこと、社会にある課題について、そして若い人たちへのメッセージ、熱い25分のお話でした。

「認知症の人それぞれの個性に寄り添って、独りよがりにならないサポートをしてほしい」
大切なメッセージは伝わったと思います。

お話のあとは、歌とギターの披露。2曲を披露していただき、学生たちは目を丸くしていました。

今日受講した学生の皆さんは、きっと認知症の方に対するイメージが変わったと思います。

松浦さんは「若い人にもっと伝えたい。若い人たちが自ら活動をしてくれることが、心より嬉しい。」とお話をいただきました。

授業の最後には、2年前に松浦さんの授業を受講した3年生の学生がプレゼンに来ました。
認知症理解を広めるタスキリレー「RUN伴+三浦半島」の「金沢区学生実行委員」の代表と副代表の彼らは、関東学院大学の3年生です。

RUN伴+三浦半島の話と学生実行委員会のお誘いの話をして、授業が終了となりました。
意識が変わって自分達で活動をしている学生達です。

学生達や若い人達に伝えて、他人事ではなく自分事としてもらうこと、自分事として楽しく何らかの活動をしたり、街で困っている方を見かけたらサポートができるようにしてもらうこと。

この輪をもっと広げたいと思います。

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