1年11カ月の介護生活が終わりました

母の介護をして約1年11カ月。
本日の午前1時すぎに、母が旅立ちました。

大きな病気は6年前。
数度の手術を行い、自宅で最期を迎えたいと、ずっと自宅でのケアを行ってきました。
中心となっていただいたケアマネジャーさん、訪問医療の先生方、訪問看護の看護師さん、訪問薬剤師の方、訪問介護のヘルパーさん、福祉機器レンタルの方、ご近所の多くの方に支えられながら、家族と二人三脚で在宅介護をしてきました。

医療的ケアの度合いが高く、自分で医療的ケアをする場面も多く、戸惑いや葛藤の中、なんとかなんとか在宅介護を続け、最後まで自宅での介護、そして看取りまででき、母の希望をかなえることができました。

今日は日中の予定をキャンセルさせていただき、今後の段取りをすべて調整してきました。

家族だから色々なことがありました。
仕事でしていた時には考えられないような言葉を言ってしまったり、母を傷つけてしまったこともひょっとしたらあったと感じます。

深夜にもかわらずすぐに先生がかけつけてくれました。
先生による最後の確認の後、いつも来てくださっている訪問看護師さんが深夜にも関わらず最後の清拭と着替えにきてくださいました。
家から運ばれるとき、化粧をした穏やかな顔を見て、よかったねと心から思いました。

お世話になった皆様に、この場をお借りいたしまして、大きな感謝をお伝えいたします。

在宅介護の大変さ、家族介護のつらさ、身に染みて感じています。
当事者だったこの経験と気持ちを、すこし時間をかけてまとめてみます。

そして、地域で支える介護をもっと強化できるように、大変なご家庭をサポートできる地域づくりを、もっとしっかり着手したいと感じています。

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