[映画]Rockers(1978)

決して熱心とはいえないけど、昔からレゲエは好きな方だと思う。きっかけはボブ・マーリーのライヴ盤だったけど、The Clashを掘っていってジュニア・マーヴィンとかリー・ペリーとかケン・ブースを知るわけで。だからだと思うんだけど、ダンスホールは全然ダメで。Roots Rockレゲエだね。

有名なレゲエ映画といえば「Rockers」と「Harder They Come」だけど、観る機会がなかった。それが今回劇場上映となれば是が非でも観ておきたいと思うのは当然でしょう。

「Rockers」はすべてジャマイカで撮影されたアメリカ映画で、監督はスペイン人。
サブタイトルは「It's Dangerous」。

一応劇映画で、ストーリーはネタバレになるとアレなんで控えるけど、痛快に仕上がっていると思う。

見どころはもちろん音楽。ライヴ・シーンもあるしね。
あとはユースカルチャー全般というか、ゲットーの暮らしぶりとか、ファッションとか、パーティの雰囲気とか。

失礼な言い方だが、とにかく貧しそう。人口密度も高く、プライバシーなんてなさそうな、江戸時代の長屋みたいな感じ。
だけどもみんな仲が良さそうでハツラツとして楽しそうに見える。

魅力としては、やっぱチンピラ感なんだよね。PUNKもそうだけど、ストリートで生きてる感じ。金なんかないけど、好きに楽しむぜっていう。

今これを書きながらサントラを聴いてるけど、まだまだクソ暑いから余計にハマるね。


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