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ウクライナ危機に思うこと

誤解しないで欲しいのは私はプーチン側ではありません。
ロシア、ウクライナどちらの立場でもなく戦争は純粋に嫌です。
でも、それと同じくらい支配者の搾取、横暴、洗脳による民衆の扇動が嫌いです。


例えば、チリの歴史を調べていて、恐ろしいなと思ったのは米国CIAがチリにおいて選挙で選ばれた社会主義のアジェンデ大統領を倒すべく策略をしたこと、それによって多くの若者を含む大統領支持者が集められて虐殺されたこと、決して私は社会主義を支持する者ではありませんが、そのことで西側のやることも信じられなくなりました。

ウクライナ問題で私が今危惧しているのは、プーチンが単純に悪者とされて、テレビのニュースや解説でも一方的な見方だけを流していること、現地の状況や歴史を殆ど知らない一般日本国民に対して情に訴えるような内容でさらにそれを煽っているように見えること、これって危険だという感じをどうしても受けるのです。
(リビアのカダフィ大統領が捕まってその場で殺された時も、なぜ裁判にもかけず殺すの?それが民主主義のやること?何か発言されたら都合の悪いことでもあるの?ってほぼリアルタイムでテレビ見てましたがそういうことは一切言わず悲しみと恐ろしさを含む違和感しかありませんでした)


もっと両方の立場を理解した上で紛争解決に向けた策を応援していくのなら良いのですが、一方的な見方だけで喧嘩を仲裁したり、援助をするということはもしかしたら正義ではない可能性だってあるわけです。

馬淵睦夫元ウクライナ駐日大使のこの発言をお聞きください。

短いものを選びましたが、もっと馬淵さんの発言検索すればいろいろ出てきますし、著書も多数ありますので調べたい方はご自分でどうぞ。

もしこの発言が本当だとして民間人を攻撃していないとしても、実際、亡くなっている方はいると思います。戦争において区別して民間人だけを守ることは難しいからです。ただそのテレビで流される情報がすべて真実なのかどうかは疑ってしまうところが多々あります。いずれにしても、兵士も民間人も亡くなっている方が実際にいるのは事実でしょうから一刻も早くできれば話し合いで解決、戦争が終わって欲しいし犠牲者がこれ以上増えないように願います。ロシアだって戦争はしたくないはず。でも戦争をしたその立場は何だろう?

ドイツの統一で冷戦が終わりNATOに加盟する国をこれ以上増やさない約束をしたとか、しないとかはあるようですが・・・。

米国防総省とウクライナ保健省が2005年に取り交わした生物兵器に関する合意文書
アメリカ国務省のドメインなのでフェイクではありません。

https://www.state.gov/wp-content/uploads/2019/02/05-829-Ukraine-Weapons.pdf

こんなのももしかしたら侵攻に関係するのかなと思ったり・・・

ネオコンのロシア系ウクライナ人への横暴はどうなのか?

原発攻撃もロシアが原発を守るための作戦で、攻撃したわけではないという情報も。
だとしたら逆に私たちは世界滅亡の危機から助けられたのかも知れないのです。実際、今のところ原発で問題起きてないですよね。むしろ日本の原発の方が問題。

そういった真偽はいずれ明らかになる時が来るでしょうけれど、ともかく私が言いたいのは、テレビだけ見て判断、安易な平和を語るのは止めましょうということです。
この問題に関しては賢い方はよくわからないから発言をしないという立場を取っている方もおられます。
それが正解だと思います。
私も語るべきではないのですが、日本に流れている情報があまりにも偏っていることに危惧を感じたので黙っていられませんでした。
どちらの味方だということではなくて流れてくる情報を受け身で判断せずよく調べた上で神様から見た平和、落ち着くべきところに落ち着くように祈っていきましょうということです。


聖書ではキリストが山上の垂訓の中で語られた次のような言葉があります。


「平和をつくり出す人たちは、さいわいである。 
 彼らは神の子と呼ばれるであろう。」

つまり、平和は何も争いがない無の受け身的状態、お花畑の世界ではなく、積極的に創り出すもの、ということです。
不条理な世界を我慢して争いしないとか、現在進行中の犯罪やこれから起こると予測される未来の犯罪行為を知りながら黙認することではないのです。
あなたの大切な人が虐められているのを見たら力づくでも止めに入るでしょう?
それが今回のロシアだということではありませんが、いろいろな情報を調べた上でもしかしたらそうかも知れないということがあれば人の喧嘩を簡単に判断したらいけないということです。
もしかしたら強盗に襲われているのを止めに入った人を強盗だと勘違いして止めようとしている可能性だってあるわけです。
そういう時って単純に判断しないで双方の立場、事情をまずよく調べますよね。
取り巻きの人々だって信用できません。
まわりでその喧嘩を見ている人たちももしかしたら強盗の仲間かも知れないのです。
国と国との紛争については過去の歴史を調べることが大事ですし、ウクライナの場合、特に2010年や2014年に起きた問題を知らずして判断、語るのは止めるべきです。
私もこの問題について祈り続けますが、気持ちの悪いテレビは消して勉強していきたいと思います。

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