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ライフスタイルを変える

好きだったあの店にも、この店にも、行けなくなって。

モノ、なら、通販で届けてもらえる。飲食の場合は、そうもいかない。

数か月後に経済が再開しても、ビュッフェ形式の店とかは、なかなかそのままでは、難しいのかな、と感じる。

いままで、あたりまえ、と思っていた生活スタイルを、大きく変えなければならないような、歴史的な事態に直面している。そこへ、今日の聖書。

主は言われる、「今からでも、あなたがたは心をつくし、断食と嘆きと、悲しみとをもってわたしに帰れ。」
ヨエル書 2:12

「断食」というのは、ほんとうに、そうだと思う。

ご飯を食べられない、という意味での断食ではなくて、好きだった、あの味も、この料理も、いまは食べられない、という意味での断食。

それを、意に反して、させられている感じ。

今日の聖書箇所は、古代イスラエルの民に「悔い改め」を呼びかけている旧約聖書の言葉だけれど、新約聖書での悔い改めは、メタノイア(ギリシャ語)。その意味は、方向転換、心を入れ替える、生き方を変える、ということだ。

あたりまえに享受してきた、無数のいろいろなことを、これから数か月、数年後の世界では、手放さなければならないかもしれない。

そのためには、ライフスタイルの変更が、どうしても必要だ。手放すことには、当然、悲しみが伴う。怒りも、だ。

その手放すプロセスを、どうやって、心穏やかに進めて行くことができるのだろう。静かに祈って、考え方を変えるしかない。


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