クララのばか番外編3〜変な患者〜

9/23秋分の日
8月上旬に入院してふと気づけばもう秋です。
台風一過の一瞬だけ涼しかったようですが、まだまだ暑い鹿児島です。
台風といえば我が家も被害があって、雨戸のシャッターが片側外れたり、庭の外壁ウッドフェンスが倒れたりしました。以前に台風被害で家の壁が壊れた時は火災保険で賄えたので、できれば今回もその様にありたいものです。
さて、私がいま入院しているのは地域包括病棟と言って、県内で困難な治療や手術で来院した患者が入院する病棟で、いろんな方が、入っては出てゆく。
色々問題を抱えて、他所の病院では手を焼いて放り出された様な患者も結構いて、医者の言いつけを守らない者、治療に来ているのに勝手な振る舞いで迷惑をかける者、独自の理論武装でスタッフを非難する者、などなど個性に富んでいる。
目下、私が迷惑(と言っても直接害はないが聞いてて気分が悪くなる)患者は向かいのベッドにいて、スペシャルなわがまま、看護師や介助スタッフや会計担当者や福祉士にまで食ってかかって難癖をつけ、自分が上の立場に立ったような言種をする老人だ。
県央地域の病院から転院して来て癌除去手術をして人工肛門を付け、周りのスタッフを片っ端から罵倒しまくっていたが、来週月曜日には元の病院に送り返されるらしい。
先方の病院も「またあのクソジジイが帰ってくる」と戦々恐々のことだろう。
ふと思う。元気な介助スタッフの堪忍袋の緒が切れて、蹴りの1発でも入れば直ぐにくたばりそうな、そんな状態で良くもまぁあんな態度が取れるもんだ。
難癖つけて相手がムッとすると名前を聞く。
スタッフは義務があるから名乗る。
そして上から目線になる。
はっきり言って、ひととして見下げたジジイだ。
どうすれば、こんなクソジジイが出来上がるのだろうか?
まぁいいや来週月曜日には出て行くのだから・・・

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