見出し画像

巨人の肩の上に立つ

ここでの「巨人」はプロ野球の読売ジャイアンツのことではありません.研究者にとって,9月~10月はもっとも研究集会や学会が開催されることが多く,現在進めている研究の成果をいったん整理する時期にもなります.今年の研究集会や学会はオンライン開催が多く,各方面で手探りの中での研究成果の発信となっています.研究成果の発表が終われば,発表内容を論文としてまとめていきます.理想は研究発表するタイミングで,論文も一通り書き終えているのが理想だと思っています.

研究を進めていくのに欠かせない論文や文献の検索,それらを手軽に検索できる学術資料検索に便利なツールとして「Google scholar」があります.

スクリーンショット 2020-09-11 15.35.20

「Google scholar」のトップページには「巨人の肩の上に立つ(Standing on the shoulders of giants)」とあります.12世紀のフランスの学者シャルトルのベルナールの言葉で,「現代の学問は多くの研究の蓄積の上に成り立つ」という意味だそうです(Wikipediaより引用).恥ずかしながら,Google scholarを使い始めてから知った言葉でしたが,非常に深い言葉です.

どんなに成果を出しても,それは先人の研究があったからこそですが,1人の研究者としていつまでたっても先人におんぶにだっこでもいけないわけで,,,と先人に敬意を払いながら自分自身の今後の伸びを考えて悶々とする日々です.「研究をすること」は非常に奥深いと感じました.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?