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今日はサニーデイ・サービスのための日比谷野音だったなぁ


今日は長男に誘われて日比谷野音 100周年記念のライブへ、甥っ子も誘って3人で来た。

祝・日比谷野音100周年
SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2023 in TOKYO

14時に有楽町駅日比谷口改札で待合せして、セブンイレブンで買い出して、日比谷公園から野音前へ。

秋晴れの気持ち良い天気、ライブ日和、ありがとう!
14時開場がリハーサルが少しだけ押したみたいで15分遅れくらいで入場。

C14列、真ん中あたり。後ろから数えた方が早いくらいだけど、ステージは全然見える

ステージ裏からの西陽が眩しい

15時
オープニングアクトの浦上想起・バンド・ソサエティ
知らないバンド、ソロ?ネオソウル風のポップスという感じかな。
1曲目は乗りが良かったけれど、そのあとミッドテンポ、スローを挟んだので、最後の曲では会場冷めてしまった感じ。ボコーダーでメロディを歌ってるんだけど、うまく伝わらない。身体揺らす人ほぼ皆無。うむむ。20分のステージなので全曲アップテンポで良かったんじゃないかな。
がんばれ。


15:40
2番手 CHELMICO
太陽が沈みかけて涼しくなってきた。
ステージ中央に"CHELMICO"と書いたDJブース、ヒップホップマナー
と、突然始まり、なんとなく緩くやってて、ふらっと終わり、あれ?サウンドチェックだった。

15:50 本番笑
うむ、リハとは違い、勢いよく出てきて始まった笑
客席からも半分くらいがスタンド、人気あるんだ
小気味よくステージは進み、声出しもあって盛り上がていく。ラスト前「映像研に手を出すなの主題歌で大ヒットの「Easy Breezy」はみんな知ってるみたいで大盛り上がり。、
ラストは新曲、Jazzyなバックトラックがかっこいい大人っぽい曲でした。
「水一杯飲んで!乾燥してるから!」
の掛け声で30分ちょっとのステージ終了笑


3番手 岸田繁(くるり)
え?OKAMOTO'sより前なの?と思ったらまさかの岸田さんソロ、くるりじゃないからなのか。
ステージは中央に椅子が一つ、隣にはアコースティックギターが2本、ナイロン弦とスティール弦。弾き語りスタイル。
本人も出てきてサクッとギターのバランスだけ確認してサウンドチェック終了
この頃には客入りも9割近く埋まってきた感じ。

16:55
鹿児島民謡正調小原節からスタート
ボガンボス 夢の中
一曲挟んで、
雨を見たかい
カバーばかりやってると怒られるとくるりの曲
「男の子と女の子」胸に響く
だいぶ陽が落ちてきて照明が素敵
ペースダウンして「言葉はさんかく、こころは四角」
「グッドモーニング」
周囲からの秋の虫の声も伴奏のように
ラストは次のOKAMOTO'sのモードでとロックンロール「Ring Ring Ring!」
シンプルなステージで声の魅力だ堪能
さすが貫禄のステージ

18:00
4番手 OKAMOTO's
やはり浜ちゃんの息子がベースで知られてるのか
イギーポップで入場
会場オールスタンド、一気に盛り上げる
根っからのライブバンドだね!
曲は一つも知らないけれど、
音の太いレッチリぽい感じもあり
アークティックモンキーズぽい曲もあり
ファンクナンバー、ジャンプナンバー、
4つ打ちのディスコナンバーもあり
節操ないという言い方も出来るけどそのごった煮感がOKAMOTO'sなのかも
素晴らしいステージでした

BGM
Alex G "House of Sugar"アルバムから
曽我部さんの最近の趣味?

19:05
トリ サニーデイ・サービス
最近のサニーデイはトリオ編成
シンプルな編成でシンプルなステージ
照明もシンプル
しかもステージが狭い。
というか、狭く使ってる。
ドラムを囲んで小さくまとめられたセッティング。
シンプルに良い曲を聴かせたいという。

曲は古いものから新しいものまで、カバーも一曲まさかのRCサクセションのスローバラード。
曽我部さんの声がまた向いている。
思わず泣いた。

曲が進むに連れてステージ上に多幸感が溢れてくる。
本当に楽しそうな3人。
特に間奏の度に曽我部さんと田中さんがドラムの前に集まり、向かい合い顔を寄せ合って演奏する姿がなんとも言えない。
バンドをはじたばかりの中高生が、ギターを大音量で鳴らした時の快感、ロックの初期衝動。

そう、このトリオのサニーデイ・サービスからは
ロックの初期衝動と多幸感を感じる。
ステージの3人を観ていると、こちらも笑顔が止まらなくなる。
曽我部さんも今が一番充実しているじゃないだろうか。


やっぱり日比谷野音はいい。
一番後ろの席でもよく見える程よい広さ。
最近のPA機材の性能の良さなのか、思いの外に音もいい。
ベンチシートは硬くて長時間だと辛くなってくるが、疲れたら後ろで立ってみてても良いし、
なんと言ってもやっぱり開放感があって気持ちいい。

清志郎さんをRCサクセションで観たかったなぁ、と思っていたけれど、曽我部バージョンのスローバラードを聴けたから満足。

〈了〉

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