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お役御免のChromebookが開発マシンとして蘇った
コロナ禍による外出自粛が日常となった2022年の秋頃、LenovoのChromebookを購入しました。
IdeaPad Duetというモデルで、2in1モデルなのでノートPCのようにもなるし、キーボードを外してタブレットとしても使えるというもの。
![](https://assets.st-note.com/img/1716196728144-JuOh6OwAS3.png?width=800)
何となくマイクロソフトのSurfaceに似ている?と思った(Surfaceは近くで見たことないけど)。
Macbook Pro 16インチとMacbook Air 13インチ、iPadも当時は無印を持っていて、どうしてこの期に及んでChromebookを購入したのかというと、
純粋に「好奇心」としか言いようがない。
流石Appleと言うべきiPadのスムースさと比較すると、Androidタブレットのイケてなさ(いや、単体で使う分にはいいのだろうが、やっぱり比較するとiPadにかなりの点で軍配があがってしまう)で懲りているはずなのに、
またもや手を出してしまう哀しき性。
そんなことしているからお金が貯まらないんだよ。
という心の声を聴きつつ、
「いや、ビジネス開発・企画担当者としては、新しいITガジェットは一度は使っておかねばならないだろう」
という言い訳をしつつ、アキバヨドバシで実機を触った上で買って帰ってきた。
ちょうど、小中学校でもタブレットを大量導入しているというニュースが盛んに報道されている頃だったというのもある。
裕福な自治体や私立学校ではiPadを導入、というのもチラホラとあったようだが、圧倒的なシェアはやはりChromebookだったんじゃないでしょうか?
Google社がGoogle Schoolという学校向けの格安のパッケージを出したというのもあったのだろう。
リモート授業の配信はGoogle Meetを使うのも流行っていた。
うちの次男が通っていた公立高校のリモート授業もGoogle Meetだったっけ。
まぁ触ってみればなんてことない。
ChromeOSは最低限のメモリを搭載したWebOSなので、出来ることもChromeブラウザで普段やっているようなことくらい。
Gmail、Google Drive、その当時はOffiec365なんかも契約していなかったので、GoogleスプレッドシートにGoogleドキュメント。
そして、ChromeブラウザでのWeb閲覧。
いくつかChromeOS対応アプリもあったけれど、あんまり使わなかったかな。
ちょうど、相方が次男の高校のPTA役員になったこともあったので、相方にChromebookを渡してPTA関連の資料作成を作ってもらったり。
(実際にChromebook使って作ったのはほとんど自分だったけれど)
まぁせっかくなのでそういう割り切った使い方をしていたのものの、
やはりMacbook、iPadがあれば用は足りるというのが正直なところ。
子供が高校を卒業してPTA役員からも任を解かれたタイミングで、Chromebookはお役御免になっていた。
筐体を包んでいるのがファブリック素材の生地で手触りがよかったり、全体的なデザインとしては結構好きだったんですが、いかんせんOSそのものに魅力がなかった。
テキスト執筆マシンとしても延命させようと思いましたが、そこもポメラに軍配があがった。
そりゃそうだ。
ポメラは完全にテキスト執筆特化マシンなので勝てるわけがない。
やがて、リビングの片隅の棚に放置されたままその姿を拝むこともなくなったChromebook、おーIdeaPad Duetよ。
すっかりその存在を忘れていた先日、某企業で半導体設計をしている長男が
「何か余っているPCない?」
と尋ねてきた。
「うーん、今はないかなぁ。
君から譲ってもらった大学で使っていたLenovoのThinkpadも唯一Windowsが走るマシンなので、リモートワークでWindowsが必要な時に使っているし」
とその時、急に思い出した。
「そうだ、Chromebookが1台余っているけど、それだと駄目?」
「あー、UbuntuとかUNIXが入れられれば大丈夫なんで。。。」
・・・・・
「これでしょ?大丈夫みたい」
・・・・・
「ほら、入った。これでOK」(カバー画像)
(早っ!まだ30分も経ってないやん)
「じゃぁ、これ借りとくね」
ということで、メルカリに出してもそんなに買い手もつきそうになかったChromebookマシンが、無事UNIX環境の開発マシンとして新たな使命を帯びて蘇った訳です。
めでたしめでたし
<了>
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