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エッセイを読もう

昨日から高熱のため寝込んでいる。

長男が先にコロナ陽性になっていたので、1日遅れて発症した僕もおそらくそうなのだろうが、
今日は近所のクリニックがどこも休診日なので、まだ診察に行けてない。

ところでいつからクリニックは平日中日に休診日になっていたのだろう。
代わりに土曜日を診療日にするためなのかな。

一時は39度を超えたが、解熱剤を飲んでから37度あたりをウロウロしている。
今日になって咳も少し出てきて、身体の節々が痛いのは変わらないが、熱が下がると身体の負担は少ないのか、頭がしゃんとしてきた。

ずっと何もしないで寝ているのも飽きてきたので、何か本を読もうと本棚をチェックする。

長い小説をガツンと読むのは体力がなさそうだし、短編くらいなら良いかもだけど、
そうだ!こういう時のエッセイだ。

僕はエッセイが大好きで、エッセイを見つけると買ってしまう。
日本文藝家協会のベスト・エッセイも毎年読んでいる。

エッセイはその人のモノの見方が如実に現れるので面白い。
「このテーマで書いて下さい」
と原稿依頼しても、100人いたら100通りの全く違うものが出てくるだろう。

どうして、そんな細かいところまで気付くんだろうと感心する時もあれば、
うん分かる分かる、というものもあったり、
これはもはや短編小説ですよね?というような素敵な物語になっている時もある。

エッセイといえば、僕の世代だと井上ひさし、どくとるマンボウ北杜夫、畑正憲、なんかを子供時代からよく読ませてもらった。

向田邦子もエッセイの名手とされているが、彼女のエッセイはあるテーマを数枚分語った後、そこで終わってもよさそうだが、そういえば、ともう一本違うテーマを関連づけて語るのが特徴だ。
ワンテーマで終わるより、もう一つ違うエピソードを入れることで話に奥行きが出るように思う。

こうしてnoteに何かしら書き殴っているのもエッセイといえばおこがましいが、エッセイのような何かであるといいなと思いながら書いている。

さて、今日はどのエッセイを読もうかな。

〈了〉

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