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雑記事4

特に頭の中に、伝えたいことが浮かばない時でもまずは筆を動かすことが大切であると、どこかの作家のインタビューで読んだことがあるので、まず意味もなくタイピングをしてみようと思う。筆を動かすで思い出したが、自分は筆を動かすのが大の苦手な人間である。文章が、というよりも純粋に字が下手なのである。その下手さはもはや本気の象形文字と知り合いには捉えられている。
未だ解読されていないクレタ文明の線文字Aに例えられるほどである。
紀元前18世紀の文字に喩えられるとは、なんともロマンがあるのだが文字を意思を伝えるツールとして捉えると致命的である。
どこかのタイミングで自分の線文字の写真を載せるかどうかはしばし考える事にする。
さて、ドイツ料理というと皆さんは何を思い浮かべるだろうか?
ウインナーにポテト、あとビール。それくらいしか出てこないだろうか?
かくいう私も実はその程度しか知識がないのだ。
ベルリンに引っ越してからビーガン(肉、魚、卵、乳製品を取らない)になったのだが、ベルリンはヨーロッパのビーガンのハブと言われるくらいビーガン文化が進んでいるのである。どのレストランでもビーガン料理がないと客が入らないと言われているほどビーガン人口は多く、根付いている。ステーキ屋にもビーガン料理があるくらいである。街を歩けば至る所にVeganの文字に溢れ、ビーガンスーパーに、ビーガンタイ料理、ビーガンベトナムに、ビーガン和食とビーガンにとっては世界一過ごしやすい街であろう。
つまり、ベルリン料理というとビーガンと言えるのかもしれない。
ちなみに一昨日はビーガンブッチャー、つまりビーガン肉屋に行ってきたのである。正直商品は普通にスーパーでもたくさん買えるのだが、ビーガンブッチャーと名前をつけていることに興味を持ち行ってみたのである。
8.5ユーロで1プレート、結構安いと思い頼んでみた。(実際今のベルリンだとランチでも11ユーロ、つまり1600円くらいからで8.5ユーロ、1250円はまあまあ安いのだ。)
ビーガンステーキにパンにポテト。うん、なかなか美味い。と舌鼓を打っていると、かじろうとしたパンを落としてしまった。。
ある程度大きなカケラだったのでもったいないことをしたなあと思い眺めていると、スズメが1羽、2羽と寄ってきてつついているではないか。
こうして都会でも食べ物が巡っているのだなあと思い、しばし眺めていた。
とまあ、とりあえず筆を動かした事によって、とりあえずな日記をなんとなくかいてしまったので、せっかくだからビーガンブッチャーの看板の写真くらいは載せておこう。

9:03 04.Jul. 2022 Berlin

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