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占い屋の独り言

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2020年4月の記事一覧

物忌みとは

世情を反映して外出自粛ムードが漂う中、平安好き、装束好き界隈ではこの自宅に引きこもる行為を「物忌み」と称している。 この界隈をご存じの方は「あぁ、物忌みね」で通じるのだが、世間一般では物忌みという言葉は通じないらしい。時折「物忌みって何ですか?」と問う声も聞かれるので、ここに物忌みとは何かを記してみようと思う。 もっとも分かりやすい説明がなされているのは豊島泰国氏著書の「【図解】日本呪術全書(原書房)」の一説である。 平安の貴族社会では、夢見が悪い場合や、何か不吉なこと

陰陽説と心の動き

世界は陰と陽に大分され、そのバランスによって現状がある。 陰陽説を極大まかに説明するとそういうことだ。 陰陽は明暗、光闇だけを表しているのではない。男女、生死、栄枯盛衰など、対極の性質でありながらも隣あったパズルのピースがピタリと組み合うような関係性を表しているのである。 さて、これを占いやスピリチュアルに傾倒しやすい人の心に当てはめてみてみよう。 悩みが深くなるほどに解決策が見えず陰の気が増す。 悩みなくスムーズに物事が進むと陽の気が増す。 陰陽のバランスを考えると

発言には常に意図がある

ビジネスのためにアカウントを持っている人はSNSでの発言によって起こる現象を予測しておかなくては、SNSでの販促に失敗する。 この事に気が付いていない人は多い。 特に、人の言動を批判するような発言ばかりするビジネスアカウントは概ね失敗に終わる。 そうと分かっていて私がTwitterで苦言を言い続けるのにはそれなりの訳がある。どういう意図で発言しているのかお分かりだろうか? 答えは単純である。 自分が望む客層を掴む事で、身体の弱い自分一人でも対応可能な客数に抑えるためだ。