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続:ITベンダーが、何故、中小企業診断士を目指すのか?

皆様、こんにちは。中小企業診断士の井上誠と申します。

 前回、何故、ITベンダーに勤務する・・・が中小企業診断士を目指すのか、という理由を書かせてもらいました。大別すると、以下の三つに分けられると考えました。
 1.仕事のため
 2.個人のスキルアップのため
 3.転職のため
そして、「ITは嫌いではないのだが、今の仕事や職場がいやで転職するのはちょっともったいない」という話をさせて頂きました。

 では、転職しないとすると、どうするのがいいのでしょうか?

【自分を変える】
 自分を変えることで、仕事や職場を変えましょう。

 診断士の資格を実際の仕事に活かしながら、仕事の質を上げて自分ができることを増やせば、携わる仕事や職場は変えられます。具体的には、診断士の人脈等を活かして、ご自身のロールモデルを探し、その人の仕事の仕方を参考に御自身の仕事の仕方を変えましょう。実務や研修に参加して実践的なスキルを身に着け、ご自身のアウトプットを変えましょう。それによって周囲の評価も変わり、異動や昇進によって本意ではない仕事や職場を変えられる可能性は、十分あると思います。
 もちろん、そう単純に事は進まないでしょう。いろいろ障壁も出てくると思います。
 ただ、自分が実行する=コントロールできる要素が多い分、仕事や職場を変えられる可能性は高いと考えます。また、仕事や環境が変えられず、その結果転職という結論にたどり着いたとしても、それはむしろご自身のステップアップの結果でもあり、前向きな転職といえるのではないでしょうか?そして、その頃には、転職する実力・経験・人脈も身についているのではないでしょうか?

 ちょっと話はそれますが、スキルアップというと、たくさん資格を取ることと思っている方が時々いらっしゃいます。資格(=知識)を持っているだけではスキルアップはかないません。知識を活かしてアウトプットをたくさんする等、実践的なことをやらないと、本当の意味でのスキルアップにはつながらないと思います。

【周りを変える】
 あなたの周囲の人たちを変えましょう。
 といっても、周りの人の考え方を変えるのではありません。例えば、自分の会社の中に診断士の会を作ったり、同業他社の診断士と定期的に意見交換する会を作ることで、自分の周囲を変えるのです。
 同じ職種の人であれば、同じような問題意識を持っていたり、課題に直面していることも少なくありません。ですので、日ごろ自分が問題意識を持っていることを解決するためのヒントが、周囲からもらえることも少なくないと思います。
 自分も同業他社との人たちと定期的に意見交換する場を持っています。そこでは、業界の課題である人手不足・スキルアップの在り方等、旬なテーマが赤裸々に語られ、自分が今後仕事をしていく上で、非常に参考にさせてもらっています。

もしご興味があれば、コメントでもなんでも頂ければと存じます・・・・・・・・

 あら?会の宣伝になっちゃった・・・・・(^^ゞ

ITベンダに勤務する、中小企業診断士です。得意のITを活かしつつ、常に楽しく前向きに、中小企業の方々と一緒にいろいろ考えていきたいと思っています。