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『複業を語る』その18:青色申告やってみた(本編)

さて、企業内診断士の副業・複業の実態について語る、シリーズ『複業を語る』。今回も副業・複業の実態を赤裸々に語っていきたいと思います。

そして、今回は、ようやく「青色申告やってみた(本編)」にたどり着きました。ここにくるまで、長かったですね。

と言っても、これまでも何度も記載してますが、自分は確定申告の専門家でもなんでもございません。従って、井上が申告できたからといって、同じようにやって皆様ができるということを保証するものではありません。また、今、できたからと言って、これが正しいということを保証しているわけではありません。数か月後に、税務署から追徴課税を頂いている可能性も十分あることはご理解いただき、読んで頂ければと存じます。

そして、私がやったのは、大きく以下の4つです。

■経費の登録(Moneyforwardクラウド経費)
1)経費の登録、承認
2)経費データの仕訳(自動)

■売上の登録(Moneyforwardクラウド請求書)
1)販売管理台帳の作成
2)請求書の作成
3)請求データの仕訳(自動)

■青色申告書の作成(Moneyforwardクラウド確定申告)
1)申告情報の登録(申告種別)
2)基本情報の登録(個人情報、還付先)
3)青色申告書の登録(売上先、仕入先)→事業収入に関する情報の登録
4)申告書の作成と提出(e-tax用申告データの作成)

■青色申告の実施(e-tax)
1)個人情報の登録
2)申告データの読み取り
3)申告データの送付

終了~。


実際の細かいオペレーションは、その人の収入の内訳等によって個人差があると思われるので、ここでは割愛します。ただ、青色申告に実際にかかったのは、上記の作業だけでした。時間にして、半日程度・・・ですかね?あっさりと終わった印象があります。

で、これで終わってしまうと、何の価値もないブログになってしまいます。途中、「?!?!?!」と思ったところを二点、報告させて頂こうと思います。

一点目。
申告書の作成と提出をする時だったと思いますが、配偶者の「マイナンバー」を登録する欄がありました。e-Taxを使っているくらいですから、自分は当然、ナンバーを持っています・・・が、ステークフォルダーは、いろいろあって、未だマイナンバーを取得してません。「え~・・・・・・、嫁のマイナンバーを取得しないと電子申告できないのか??」と思いました・・・が、何故かここは登録しないでも、先に進めました。
ただ、正直、ここの仕組みは、よくわからないですね。「Moneyforwardクラウド確定申告」の仕様なのかもしれません。ほんとに、取らなくても問題ないのか、そこはもし、今後、何かあるようなら、また、報告させて頂きます。

二点目。
実は、自分が開業したのは、3月1日なのですが、1月、2月にも若干の売上が上がっておりました。自分の中では、開業届を出したのは3月1日なので、それ以前の売上は白色申告でするのかと考えていました。しかし、国税庁の電話相談センターに確認したところ、「事業・業務の継続性が認められるのであれば、開業届提出前の売上でも青色申告して構わない」と言われました。
なので、開業前ではありますが、こちらも青色申告で提出しました。こちらは、相談センターの専門家の方が言っていることなので、間違いないと思います。これを聞く前は、「開業する時期に気をつけよう」と書こうと思ったのですが、そこは、あまり気にする必要はなさそうですね。

上記二点の微妙なところは残ったものの、一応順調に、最初の青色申告は終了しました。

次回は、申告の結果が報告できる・・・頃ではないかと。

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ITベンダに勤務する、中小企業診断士です。得意のITを活かしつつ、常に楽しく前向きに、中小企業の方々と一緒にいろいろ考えていきたいと思っています。