見出し画像

#大切にしている教え

私が13歳(中学1年生の3学期)の頃でした。
山の中にある自然に囲まれた私立の中学校から大阪の公立の中学校に転校した時のことです。
転校初日に父親と学校の応接間に入り教科書を受け取り挨拶をする時のことです。教室内は「転校生が来たぞ」とざわついています。その時に担任の先生が教卓を叩き静かにしろと言いました。
衝撃を感じたことを今でも覚えています。
今まで少人数の場所で学んできたこともあり、怒鳴られるような事をする人も周りには少なく、出会った事がないような人達が沢山でした。

ある時、家庭訪問で担任の先生が自宅に訪問された時に私は言いました。
「なぜ、口頭で丁寧に説明しても聞かない奴らがいるのか分からないし正直言って不愉快です」と言いました。すると、先生は「社会に出たら幾らでもそう言う人はいるしもっときついことが待っている。そう言う人が自分の上の立場にいることもあるし、仕事なら尚更関わらないわけにはいかない。」

「〇〇は今後そういう人に出会ったらこの人はこういう奴だと思って接してみるといい。」という言葉でした。

この教えはのちに私を変えることになりました。
22歳になった今、実際にこういう場面に直面することが多々あったからです。余程のことが無い限り人に怒ることもなくなりました。「こいつはこういう奴だから」と思って割り切れるようになりました。

人の性格は変わりません。どんなにクズでも刺されてもそう簡単に人は変わらないのです。

今でもこの教えに助けられています。
ありがとう先生!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?