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文房具の趣味

日頃、PC を使って仕事をしています。ちょっとしたメモも、誰かに見せる可能性があれば、エディタでテキストとして残しています。オフの時間も、手で文字を書くことは滅多にないので、文房具を手にすることはかなり少ないです。
しかし、なぜか文房具が好きです。

数年前、企画っぽい仕事をした時にフリーハンドで図を描く事がありました。鉛筆で書いて、消しゴムで消す様な仕事ですが、色鉛筆は消しゴムでは消えない。で、消せるボールペンのフリクションに目をつけ、色を沢山揃えてスケッチブックで仕事をしました。フリクションには消しゴムもあるので、便利です。書いたものを多機能コピー機で pdf 化して、送ったり管理したりしていました。

企画っぽい仕事が無くなり、フリクションはしまい込まれていますが、一度「消せるボールペン」を体験してしまったので、その後のメモはフリクションでした。で、フリクションはパイロット製なのですが、三菱鉛筆が満を持して投入してきたのが、uni-ball R:E です。チャレンジャーの三菱鉛筆を応援したいので、R:E を何本か買ってみました。うーーん。残念ながら発色はイマイチで、黒はオフブラックという名前で薄いし、赤はローズレッドでやっぱり薄い。結局コバルトブルーという青だけが自分的には合格で、それをメモでずっと使っています。

残念ながら R:E はそうメジャーにはなれず、替芯入手も時々困る状態。先日は愛用の 0.5mm 替芯が無くて、0.38mm を買ってみたのですが、薄い R:E で更に細いので、実用性が... 三菱鉛筆さんには、0.38mm に進むんじゃなくて、0.7mm を出してほしい... 改めて 0.5mm を買い直したのですが、その時に色々ググったら、フリクションの 0.4mmよろしいとのこと。なので、一緒に買ってみたのですが、これが上記ブログにある様に、凄く良いのです。細いのにきれいな発色! R:Eの立場が危ない。三菱鉛筆の開発部門はジェットストリーム をヒットさせているのですから、消えるボールペンでももうひと頑張りお願いしたいです。

万年筆も好きで、時々安いのを買うのですが、何せ手書きでメモを取ることが少ないので、すぐにインクが詰まってしまって... 消せないし。まあ、文房具の趣味って、趣味の品と言うより生活用品なので、とにかく買うのが楽。1000円も出せば、何でも買えます。すぐに大人買いです(もちろん高級万年筆は別格ですが)。そして、300円のボールペンをいじりながら、開発部門の悩みを想像しつつ、楽しめますよ。

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