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何年か後、笑っていたいだろう?【新卒看護師にならなかった理由】

サカナクションの楽曲に「夜の踊り子」というものがある。ポップなミュージックに詩的な歌詞がついていて、とても素敵な曲だ。

その歌詞に、 何年か後の自分 笑っていたいだろう という言葉がある。


看護師にならないことを選択したのは、数年後も笑っていたいと感じたのが大きかったように思う。

私は看護師になりたかった。それと同時に看護師に絶望していた。ブラックな職場、悪い人間関係、責任の重い業務内容、やりがいと引き換えにしたような低賃金…そんな悪いところばかり見てしまったのだ。もちろん、看護師になってよかったことも沢山ある。あるはずなのに、考えるとボヤリとしてしまい、言葉を並べられなくなっていた。

希望を持てないなら、ならない方がいいと思った。患者さんにも失礼だし、自分自身を納得させる方法が見つからなかった。

私たちは大学を卒業すると、自由になる。それは何でもしていいという意味と、これからやることには自己責任がつくという意味。


私の人生は私にしか責任が取れないと思った時に、私は新卒看護師になるルートをやめた。


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