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オリーブの本棚

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過去に読んだおすすめの本を紹介していきます。
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#古賀史健

【140字書評】古賀史健著『20歳の自分に受けさせたい文章講義』ガイダンスより
・文章とは頭の中の「ぐるぐる」を伝わる言葉に翻訳したもの。
→これ、すごく共感できました。言葉にならない「ぐるぐる」を面倒がらずに言葉に落とし込むことで思考が深まる気がします。書くことの醍醐味ですね。

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【140字書評】古賀史健著『20歳の自分に受けさせたい文章講義』第1講より
・文章のリズムは「論理展開」によって決まる。その文と文の間に接続詞が入るかチェックせよ。
→これは新しい気付きでした。文のつなぎがおかしい文章は読みにくい。それが全体のリズムを狂わせるのでしょうね。

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【140字書評】古賀史健著『20歳の自分に受けさせたい文章講義』第2講より
・構成はカメラワークに学べ!導入は予告編。構成の絵コンテを作り、その流れやつながりをチェックする。
→構成がしっかりしている文章は、導入で読書の心を掴んでそのままカタルシスへ導ける。やはり論理は大切です。

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【140字書評】古賀史健著『20歳の自分に受けさせたい文章講義』第3講より①
・みんなから喜ばれようとするほど、誰からも喜ばれない文章になる。10年前の自分、特定のあの人に向けて書こう。
→媚びた文章は確かに気持ち悪い。「主張」があるからこそ面白いし、人に伝わるんですね。

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【140字書評】古賀史健著『20歳の自分に受けさせたい文章講義』第3講より②
・人は他人事だと動かない!読者を巻き込む「起転承結」。「転」を活かすため、自分の主張と真逆の一般論「起」にこだわる。
→確かに!よくある一般論を自分の主張で見事にひっくり返せれば興味をひきますよね。

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【140字書評】古賀史健著『20歳の自分に受けさせたい文章講義』第3講より③
・文章の役割とは、「ゴールまでの道のり」を示すこと。そのために読者と寄り道をしよう。
→書き手の主張を納得してもらうためには、読者と一緒に考えるという姿勢が大切。反論や再反論、丁寧な描写が求められます。

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【140字書評】古賀史健著『20歳の自分に受けさせたい文章講義』第3講より④ ・読者の目からウロコを落とすのは全体の3割で十分。残り7割は「そうそう」と背中を押す要素、「なるほど」とメモを取るだけの要素を。 →斬新さだけを追求した文章は人に響かない。読者の椅子に座り、共に頷こう。

【140字書評】古賀史健著『20歳の自分に受けさせたい文章講義』第4講より①
・書き始めの推敲の本質は「元ネタの編集」。何を書かないかという引き算思考をしよう。
→書きたいことをすべててんこ盛りにしたような文章は読んでてつまらないし、伝わらないものになってしまうんでしょうね。

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【140字書評】古賀史健著『20歳の自分に受けさせたい文章講義』第4講より②
・書き終えた後の推敲は「書いている最中の自分との対話」。
→人に伝わる文章の鍵は「映像が思い浮かぶかどうか」。そのための切り貼りは丁寧かつ大胆に。書き手の頭の映像を読者に届けられたら…推敲の真髄ですね。

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