野生動物捕獲にレスキューサービスを頼んだ話
前回の記事では、真夜中にうちの屋根の上を歩いていたスカンクを「大人の男の人」だと思って警察を呼んでしまった話を書きました。
今回はスカンク退治奮闘記を書きたいと思います。実は、スカンクに住み着かれたのは2回目だったのです。
1回目で大概懲りて学習し、近所の友人にもアドバイスをもらっていたので、2回目は手間がかかったものの大変ではありませんでした。
ということで、1回目に玄関先の砂利石エリアから地下に巣を作られた話を先に書いてみますね。
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それは夏のある日。地下に降りると何だか臭いがした。共働きゆえ、平日は夜しか地下に降りないし気がついたのは週末だった。
でもそれが度々続くと、さすがにあのスカンクが飛ばす臭い汁だと気づいたのだが、地下のどこを探してもスカンクは見当たらなかった。そう、家の地下外壁のすぐそばに住んでいたのだった。
初めてのことで、どこの誰に相談すればよいのか全く検討がつかず。役所に届けるにも、捕獲+搬送なんてやってられない。
ネットで「スカンク、駆除(英語)」で検索して、WildLife Animal ControlやWildLife Servicesなどの野生動物レスキューサービスから☆星印が一番多いところに電話をかけた。
ここで言うところの野生動物は、 Raccoons(ラクーン), Skunks(スカンク), Squirrels((台湾)リス), Opossums(フクロネズミ), Chipmunks(シマリス)など。捕獲したら恐らく自然に返してくれるんだと思った。
オペレーターには住所氏名を聞かれ、私も最早でいつ来れるか?値段はいくらか?など質問し、幸い土曜の昼間にトラップ(かご)を仕掛けに来てくれた。
と言っても、レスキューサービスが来るまで、どこからどうやって巣を作ったのかは分からず。ざっと家の周りを歩いて「ここだ!」と砂利石と木の植え込みの境目に凹みを見つけた時は、「さすがプロだ!」と思った。
一匹につき$250と言われ、「高いなぁ」と思ったけれど、とにかく早く駆除して欲しかったので背に腹は変えられずお願いした。
翌日大きいスカンクが1匹トラップに引っかかっていてレスキューさんが引取りに来て、また翌日もう1匹大きいスカンクが引っかかった。
これで最後かと思っていたら「まだいるから」と言うレスキューさん。3日後には小さいスカンクが2匹。子供たちだ!スカンクは4匹家族でした。
「親2x $250+子2x$125=$750は高過ぎる!」と思ったけれど、捕まえるのは大変だし、捨てるのもゴミの日に出せるようなものでもなく。寄付だと思って高い勉強料を支払い一件落着!と思いきや、2回目は屋根裏でした。
1回目のスカンク駆除後、ご近所さんからもらったアドバイスとは、
「町の役所ではなくて、コミュニティ(〇〇団地のような)の管理組合に連絡すれば、タダで全部やってくれるし、請求すればお金が返ってくるわよ!」
でした。えーっ。
(続)