プラナリアを追いかけていたら来年医者になってしまう
小さい頃から勉強を特別好きだとかおもしろいなんて思ったことはなかったけど、高校生物の資料集に載っていたプラナリアは好きだった。
切っても切っても生きていて、増えていって、なんて不思議な生き物なのだろう。
仲の良かった高校の生物の先生に、「プラナリアってどこまで小さくできるのか」「もともと一つだったプラナリアと小さく切られたプラナリアはどういう関係なのか」などと聞きまくった記憶がある。
雑談の延長で思いつくまま聞いたけれど、先生は意外なほど真面目な顔で、「わからないんだよ