たくさんの果実も一粒の種から
今年も我が家の庭で枇杷を収穫できる時期がやってきました。この時期はどこからかやってくる小鳥さん達との戦いです。彼らは美味しい実だけ選んでついばんでいくのです。
始まりは1粒の種から
今でこそそれなりに立派な枇杷の木が植わっていますが、もとはというと幼い頃の僕がデザートに食べてた枇杷の種を見ながら「この種を植えたらおうちでもたくさん枇杷が食べれるのかな」と両親に話したことがきっかけでした。
そこで小さな鉢植えにデザートで食べた枇杷の種を植えて、育ててみることにしたのです。
何日か根気よく水やりをしていると、ある日ちいさな芽が出てきました。そしてだんだんと大きくなり、鉢植えのサイズを大きくしながら枇杷は育っていきました。
鉢植えから庭へ植え替える頃には育てているのが僕から両親へと変わりましたけれど、その後も枇杷は大きく成長していきました。そしてある年から実を付けるようになったのです。
小鳥たちとの戦い
実がつくようになってしばらくは、小鳥さん達に美味しい実は全部食べられてしまっておりました。そろそろ食べ頃かなと思っていると丁度いいタイミングで彼らはついばんでいってしまうのです。
朝起きた時に庭から小鳥さん達の合唱が聞こえると、やられたーとなってしまっておりました。
そこでもうすぐ食べ頃という実にはビニール袋をかけておくことで小鳥さん達から実を守ることにしております。こうすることで甘い香りが広がらないからか、無事に食べられないまま収穫ができるようになるということも学びました。
我が家の庭でとれる果実たち
そんなこんなで我が家では初夏にさしかかる頃、枇杷が収穫できるようになりました。また、庭いじりが趣味の両親が植えた他の果実も春から初夏にかけて色々なっています。
小さな苺にラズベリー、ブルーベリーに金柑など。どれも我が家にやってくる小鳥さん達から逃れた実が食卓に並びます。どれも小さな苗木から始まりました。
枇杷の木も初めは一粒の種からでした。正直当時はこんなに実がつくなんて思ってもいなかったのですが、根気よく育てていくと果実がなるものですね。
これを人に例えると
人間もきっと同じ感じなんだろなと思いました。小さなことでもまずは取り組んでみる。それが習慣となり継続して続けていくことで身になり何かしらアウトプットとして成果につなげることができるようになる。
そう思うと、お仕事をお休みしている間に新たに関心を持ったことを少しづつでも深めて、将来に活かしていきたいなと思うようになりました。
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