Photo by chickii ひきうける 4 まこ 2023年8月13日 22:04 誰も傷つけたくないと君が残した米の一粒を僕は指先で捉えてはしずかに口へ運ぶそれは甘い鉛のような質量でそれは連続する一年のようで胃袋の奥に真夏の雪が散り積もる永遠に満ち足りることもなく君の孤独が 君の痛みが何度も何度も蜻蛉の僕を喉元まで埋め尽くす ダウンロード copy #現代詩 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート