見出し画像

2023年9月の日記

2023.9.27わたしはその美しい夕日に立ち尽くした。潮の香りがただよう美しいすみれいろの夕日に。前を歩く陰がひとかたまりに少しずつ遠ざかる。夏の最後の日のぬるい風がおでこを通り過ぎて、わたしはもう少しここに居たいと思った。ヘリコプターの黒いシルエットだけが過ぎ去ってわたしはあわてて駆け出した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?