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#35「7年間撮り続けた僕への7つの質問」

こんばんは、macotoです。
最近肌寒い夜が続いて、なんだか夏じゃない感じがしています。夏にやりたいことまだまだあるんだけどなあ。

さて、当たり前のように日々写真を撮っている僕が、改めて写真を撮る理由などを、自分で根掘り葉掘りインタビューしていきたいと思います。

Question01「いつから撮り始めたの?」

好きで撮り始めたのは大学1年生の頃です。最初はスマホだけで写真を撮っていました。

ちょっと気に入った瞬間などがあればすぐに撮影できるスマホは最強でしたね。空や雲などは今でもよくスマホで撮影します。ものの数分で表情を変えてしまうので、わざわざカメラを準備している時間もないんですよね。そもそも当時はお金もなかったですし(今もない)、カメラを買うなんて発想がありませんでした。

Question02「初めてのカメラは何?」

僕が初めて手にしたカメラは姉からのお下がりで、OLYMPUSのPEN mini E-PM1でした。PENシリーズの中でも最小サイズで可愛らしい白いボディです。僕の趣味や好みって、結構姉からの影響が大きいんですよね。今でも好みはかなり被ってて、図らずして同じ家具を持っていたりします。笑

それはそうと、初めて手にした一眼は扱い方が全く分からず、取り敢えずシャッターボタンを押すことだけに注力しました。設定とかは皆無です。

Question03「カメラにハマったきっかけは?」

ズバリ、こちらの写真です。(宮城県大河原の桜)

先程も述べたように、当時は絞りやシャッタースピード、ISOなどは全く分かっていませんでした。けれどこの1枚が撮れた瞬間、「え、俺写真上手くね?」って純粋に感じたんですよね。桜を撮りに行ったのに肝心の桜は真っ黒ですが。笑

桜が真っ黒な代わりに空が桜色をしていることに感動したのを、今でも覚えています。「あっ、こういう表現もあるのか!カメラってすげえ!」といった感じです。

あと、この日は風が強くてシャッタースピードを上げないとまともに撮影できなかったので、必然的に設定をいじらなくてはいけない状況でした。それも相まって、この日を境に少しずつカメラの設定をいじるようになりましたね。

ちなみに、カメラを持って1年ぐらい経ってます。

Question04「大学生の頃はどんな写真を撮っていたの?

ミラーレス一眼で撮影を始めたのは大学2年生の頃だったのですが、正直今と撮影スタイルはあまり変わっていません。もちろん今の方がレパートリーは豊富ですが、前からスナップ中心でした。たまに風景も撮ったりもしていましたね。

ただ、大学卒業までにはスナップ以外の撮影も多少覚えました。その中でも一番印象に残っているのは長秒露光ですね。花火が代表的な例です。福島県須賀川市で行なわれている花火大会が、僕にとっての初めての花火撮影でした。近くに座っていたご家族が、僕の撮る写真を見て、「そんなに綺麗に撮れるんだね!すごいですね!」と声を掛けてくださったのを今でも覚えています。

花火撮影以外では、ライブの撮影も行いました。僕が所属していたアカペラサークルのライブですね。被写体に動きがある上に、ライブ会場が暗く、とても苦労しました。2年間ぐらいはサークルのライブの撮影を行っていたので、暗い場所での撮影方法や動く被写体の撮影方法はここで覚えましたね。

あとはおまけ程度ですが、東北に住んでいたということもあり、雪ボケも習得しました。

Question05「社会人になって変化したことは?」

まず第一に、フィルムカメラを始めました。コンパクトフィルムカメラから一眼フィルムカメラまで。僕が初めて購入したフィルムカメラはNikon EMです。30年ちょっと前のカメラなのですが、当時若い女性をターゲットにしていたカメラなので、操作が簡単かつ小ぶりなボディで、初心者にはとても扱い易かったです。今でこそ出番は無くなってしましましたが、大切に保管しています。

また、大学生の頃から使っていたミラーレス一眼を手放し、新しい一眼レフを購入しました。PENTAX K-70です。中級機並みの性能を持ち合わせつつ、値段はエントリー機並みということで、思わず買ってしまいましたね。正直、PENTAXを使っている人が少なうというマイナー感に憧れていたのもあります(むしろそれが本音)。堅牢なボディが売りだったので、スナップを中心に雨の日もとにかく撮りまくりました。このころから雨の日の撮影を好むようになりましたね。

しかし、徐々に気づいてきたことがありました。「なんか好みの色じゃないな・・・」です。はい、売却。PENTAXの色ってかなり特徴的で、自分には合いませんでした。そこから1年間ぐらいはフィルムカメラ縛りでした。新たにフィルムカメラを2台追加し、合計3台のフィルムカメラで撮影を行っていました。ひたすらフィルムカメラで撮影をすることで、ある撮影環境下における適切な露出や絞り、シャッタースピードなどを感覚的に設定できるようになってきました。今ではかなりいい経験だったと感じています。

そして社会人3年目、1年ぶりのデジタル復帰を果たします。FUJIFILM X-T20です。またマイナー感に憧れて買ったんじゃないの?となりそうですが、違います。笑

今でも僕が憧れているフォトグラファーさんの影響ですね。皆さんもご存知かもしれません。コハラタケルさんです。コハラさんがX-Pro2やX-T10を使われていたのを知り、僕の手が届く範囲のフジのカメラを選んだ感じですね。本当はX-Pro2が欲しかったです。笑

デジタル復帰をして良かったことは、「枚数を撮れる」ということですね。その場で確認して取り直しが出来るというメリットは非常に大きく、改めてデジタルの良さに気づきました。

逆に難しいなと感じたことは、「ブレは失敗になる」ということです。フィルムで撮影したものがブレていても、味になるなあ程度にしか思わなかったのが、デジタルにした途端失敗にしか見えなくなりました。笑 すぐに慣れましたけどね。そして今は同じくFUJIFILMのX-T30を愛用しています。

Question06「7年間も写真を続けられる理由は?」

「自分とカメラだけで、自分という存在を証明できるから」です。誰にも干渉されず、ひたすらに自分の感性に身を任せながら自分を表現ができる、それがカメラだと僕は思っています。もちろんポートレイトだったり、企業からの依頼だったりでの撮影となると話は別ですが。

僕は人と話すことが好きではありません。高校生ぐらいから人間関係の構築が難しいと感じ始め、人と関わることに対して抵抗感を抱くようになりました。大学では友達に恵まれ、楽しく生活を送ることができましたが、社会人になってやはり人と話すのは苦手だなと感じるようになってきました。

要するに、面倒くさがりな僕がカメラを7年間も続けられるのは、その理由の根本が僕の人間性にあるからなんですよね。人間性ってそう簡単には変化しないですから。

Question07「これからも写真は続けるの?また、これから撮りたい写真はどんな写真?」

はい、続けます。写真でしか自分を表現・アピールできない人間ですからね。僕から写真を取り除いたら何も残りません。笑 そのぐらい大切なものです。

これから撮りたいのは、記憶としての写真ですかね。今は表現としての写真を撮っていますが、日常の記録として、記憶に残るような写真を撮りたいと思っています。

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