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kintone(キントーン)認定資格カイゼンマネジメントエキスパート試験(KME)を2回、受験しました

今年からkintone認定資格試験に「カイゼンマネジメントエキスパート」と「システムデザインエキスパート」が加わりました。「アプリデザインスペシャリスト」には合格をしていたので、自分にはそのうちの「カイゼンマネジメントエキスパート」の受験資格はありました。
(kintone認定資格の概要)

エキスパート試験は年に2回のみの開催となっており、なかなか取得は難しいと考え、勉強不足とは思いつつも受験をし、2回目の挑戦で「カイゼンマネジメントエキスパート」に合格することが出来ました。

ギリギリで合格


1回目の受験との違い等について、皆さまの参考になるかは分かりませんが、受験記を残せればと考えました。

【参考:試験の戦績】
1回目の受験
(申込日:2021年12月13日、1次受験日:2022年2月19日)
 ・受験場所:テストセンター
 ・1次試験:不合格(小論文スコア:59%、実績登録スコア:73%)
2回目の受験
(申込日:2022年6月29日、1次受験日:2022年8月20日、
 最終試験受験日:2022年9月7日)
 ・受験場所:テストセンター
 ・1次試験:合格(小論文スコア:71%、実績登録スコア:84%)
 ・最終試験:合格(スコア:100%) ※自宅にて受験

1.1次試験の参考にさせて頂いたサイトやnote等

・kintone SIGNPOST(キントーン サインポスト) パターン冊子

当然なのですが、各解答の基本となります。サイトもあるのですが、実務等で参考した際のメモ書き等も活きてきます。

・公式ページ:kintone認定資格の概要・カイゼンマネジメントエキスパート

始まったばかりの試験で情報が少ない為、合格には、より公式ページの内容を理解しておくことが大事になっています。

・学習コンテンツ:kintone SIGNPOST パターン実践ガイド

kintone SIGNPOSTの内容が、より実践的に書かれています。パターン冊子には無いコンテンツで、パターン冊子と併せて理解しておくことで、解答する際のヒントとなります。

・「対策の工夫で差がつく!kintone 認定エキスパート資格試験」(R3・築山さん)

自分でも公式ページを読み、試験内容を把握していたつもりでしたが、築山さんはポイントを絞って書かれていて、受験対策には一番良い内容と感じています。 

・「kintone認定エキスパート│サンプル問題を質問攻めしてみる」(RossoAcademy・飯塚さん)

問題に接した時の考え方が言語化されていて参考になりました。実際の業務・対応の際と同じに考えていければ、自ずと解答する内容につながっていきます。

・「カイゼンマネジメントエキスパート試験受けてみた」(こたけさん)

勉強の仕方について簡潔に書かれており、解答をする際のポイントについて改めて認識することができました。

2.1回目の受験と2回目の受験の違いについて


 一番の違いは、kintoneに触れている時間であったと思います。
 前回は今年2月の受験で、まだ前職(8年前に導入してから昨年には解約の憂き目に!?)に在席しており、ややもするとkintoneや業務改善自体が、他人事のような状況でした。その様な環境においても、R3社主催のオンラインkintone SIGNPOST読み合わせ会に参加させて頂いたり、パターン冊子を読み込んだりすることで、kintone SIGNPOSTへの理解は深めていました。また、実績登録については、試験前から解答案を練ることが出来るので、出題内容に合わせた解答をイメージしてから、試験に臨みました。
 しかしながら、kintone SIGNPOSTを読んで理解しているだけでは、1次試験に解答するための言語化に試験時間(小論文:大問3つ、小問各5つ、実績登録:論述テーマ1つ、小問3つ・140分)は足りていない状況でした。大問2つ+実績登録くらいであれば時間も足りていたのですが、大問1つ分の時間がほぼ無くなっていて、解答は全部をきちんとは書ききれぬままに試験時間が終了でした。
 今回は今年8月の受験で、今春よりMOVEDにジョインさせて頂いており、色々な案件でkintoneに触れ、業務改善が自分事になる環境にいました。kintone SIGNPOSTに書かれている内容も自分の言葉で提案や助言等をしていく環境におり、自然と試験対策にもつながっていたと感じています。
 実際に1次試験の際には、まずは事前に解答案を練っていた「実績登録」から解答をし、大問3つをそれぞれ読んでから「大問3⇒大問2⇒大問1」と解答していきました。今回も試験時間いっぱいまでを解答に使いましたが、問題全体を見る余裕を作れていたのは前回との違いと感じました。
 最終試験も含めてですが、きちんとkintone SIGNPOSTや業務改善を自分事とし、自分の言葉として言語化していければ評価につながるとの点で良い資格試験と思いました。

3.振り返ってみて


 MOVEDにジョインしてからの業務が試験に役立った面もあるのですが、その逆もまた然りで、kintone SIGNPOSTを読んで理解を深めていったからこそ、業務中の提案や業務の進め方についても良い影響を頂いていると感じています。
 kintone界隈で有名な方でも、SNSで拝見する限りこの試験には落ちているが、経験や実績は申し分ない方々がいらっしゃいます。そこからは試験だけが知識や経験を測れるツールでは無いことは明らかです。しかしながら、試験勉強を通じてやkintone SIGNPOSTを通じて、様々に勉強を重ねておくことも自身のスキルアップにつながることは確かだと思います。
 第三者的に自分自身の評価を頂くことで、今の自分を客観的に評価いただけたかとも思っていますし、自分自身はまだまだこれからも勉強をし続ける考えです。この様な「きっかけ」を頂いたMOVEDを初めとした皆様に感謝です。


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