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私の最高の自己啓発書はコミック...

私の人生のバイブルは、コミック『ONE PIECE(ワンピース)』です。

きっかけは 、今は亡き主人が 『ONE PIECE 』のアニメ版の DVD をレンタルしてきて、当時小学生だった娘と家族3人で、休日に観たこと。

見事に3人ともハマり、当時55巻ぐらいまで出ていたコミックを、主人が”大人買い”してきました。
その後もずっと買い続けて、主人が亡き今も引き継いで、というか、自発的に買い続けています。

そして今では、このワンピースが私にとっては”人生のバイブル”になっています。
それまで自己啓発にハマって、そのたぐいの本を買い漁って読んでいたものですが、ワンピースを読み続けているうちに、

「これこそが、理想の生き方だ!」

という”究極の結論”に行きついた感が確かにありました。

結果、今はもう自己啓発書はほとんど買う必要がなくなっています。
今はどちらかというと、健康・美容に関する本や小説を読んでおります(^.^)

今月、とうとう100巻が発売されましたが、ストーリーの展開が気になりすぎて、とうとうジャンプで毎週読むようになってしまいました。(笑)

『ワンピース』がなぜ自己啓発本代わりになるの?

さて、前置きが長くなりましたが、『ワンピース』がなぜ、人生のバイブルになるのか?
『ワンピース』のストーリーは、

”主人公が人生の目標に向かって、自分を磨いていく物語”

という、一見、ありきたりのテーマに見えます。
でも、海賊王になるため、財宝『ワンピース』を求め海に出て仲間を集め、行く先々で友を作り、時には、命がけでその友を救いながら、自分も仲間や旅先で助けられる。

この彼の航海は、人生の縮図ようなものだと読み進めるうちに気づきました。
少年漫画なので、戦闘シーンや現実離れした描写もたくさん出てきますが、なぜか、私たちの日常とリンクし、照らし合わすことができます。
普通、確固たる目標・ゴールを掲げた人っていうのは、その目標にまっしぐらに突き進んでいくものです。
主人公ルフィーも自分の夢に、相当強い信念を持っています。
でも、だからといって、ルフィーは全然先を急がないのです。
それどころか、行きつく島々で、”冒険”を楽しもうとするのです。
そう、ルフィーの生き方の一番の魅力は、普通なら自分の夢を達成したい気持ちが強ければ強いほど、それに集中するものなのに、彼はただ食料調達のためだけに立ち寄った島でさえ、その住民と仲良くなり、彼らが窮地に立たされていることを知ると、例え滞在が長引くとなっても、また、命の危険があっても、迷いなく助けようとするところなのです。
彼らを救うには強大な敵を相手にしなければならず、別に関わらなくてさっさと次に進めばいい状況であってさえ、そこで出会った人たちを”友”と呼び、全力で戦います。
そしてルフィーの仲間も当然のように一緒に戦います。

そして、ここが一番大切なポイントですが、

”彼らはそこでこそ強くなり、成長している”

ということ。
結果的に、その経験が彼らのゴール達成のために不可欠であった、ということなのです。

ルフィのゴールは、創刊から24年経った今もまだ、達成されてはいませんが、すでに全てを学ばせてもらっていると感じます。
そう、例えルフィーの夢がこのまま達成しないとしても・・・。
人生の良し悪しは”結果ではなく、過程”だと。
少なくとも、私はそのように定義しています。


『ワンピース』の魅力は、まだまだこんなものじゃありません。出てくるキャラクターすべてが敵も含めて本当に魅力的。
でも、語り出すときりがないので、今回はこの辺で。(^.^)

仲間や友を大切にし、目の前のことに懸命に取り組む。
それ自体が応援し合う友を増やし、自分を成長させる。

”シンプルかつ、究極の人の理想の生き方”を教えてくれた『ワンピース』。

落ち込んだ時、うまくいかない時はいつも読み返して、”答え”をもらえる私のバイブルのご紹介でした。
少年漫画の域にはとどまらないメッセージ性のある作品。大人の女性にもお勧めです。



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